Motoharu Kawashima / Face Music by Motoharu Kawashima
Музыка
川島素晴 plays... vol.1 “肉体” (2020年3月24日 杉並公会堂)より
from Motoharu Kawashima plays...vol.1 "Body"
8)川島素晴/顔の音楽(2020)
Motoharu Kawashima / Face Music (2020)
顔/川島素晴 Face / Motoharu Kawashima
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この演奏会のための新作。この日のプログラムには、「肉体」を題材に、全身、足、耳、等と様々な部位をテーマにした作品が並ぶ中、残された部位は「顔」、ということで、このような作品を作曲した。眉、眼、鼻、頬、口、顎といった顔の各部位を、それぞれのテンポで動かすことで「音型」(といっても本作では全く「音響」は発せられない)を提示すると、それが徐々に切迫し、そこに特異な表情による異化が生じ…といった「音楽構造」は、私の諸作品と通じる「アカデミック」な作品だが、完全なる「無音」の作品であるという意味では、次回のリサイタルのテーマを予告する。
ところで、《顔の音楽》は、英語にすると "Face Music" となる。"face the music" で「良くない結果を受け入れる」とか「進んで責任をとる」とか「いさぎよく世間の批判を受ける」等の含意があるようで、嗅覚や味覚の麻痺の症状を含む新型コロナウイルスの蔓延下に於ける本作の上演に対する覚悟の意味が、図らずも重複した。
なお、着用している防護服は、「耳の音楽」での主役である耳を、本作では使用していないことを強調し、使用部位以外、そして自身の存在をアノニマス化する意図がある。(この状況においても、恐らく大きいためか、このサイズであれば在庫はたくさんありましたことを申し添えます。)
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コンサート全体の解説、写真はこちら
ameblo.jp/actionmusic/entry-1...
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Set list of this recital;
1) Steve Reich / Clapping Music (1972) solo ver.
• Steve Reich / Clapping...
2) George Brecht / Drip Music (1959)
• George Brecht / Drip M...
3) Motoharu Kawashima / Sight Rhythmics Ia (1994)
• Motoharu Kawashima / S...
4) Ayaka Gokan / Feet Music (2020)
• Ayaka Gokan / Feet Mus...
5) Daisuke Terauchi / Ear Music (2003)
• Daisuke Terauchi / Ear...
6) Toshihiro Imamura / to step on / to be stepped on (2010)
• Toshihiro Imamura / to...
7) Takuya Shimizu / Polymorphism (2017)
• Takuya Shimizu / Polym...
8) Motoharu Kawashima / Face Music (2020)
This clip
9) Dieter Schnebel / Körper - Sprache (1979/80)
• Dieter Schnebel / Körp...
-) Intermission Talk
• 今村俊博、後閑綾香、ささきしおりによる幕間ト...
10) Vinko Globokar / ?Corporel (1985)
• Vinko Globokar / ?Corp...
Пікірлер: 3
どんなことでも一つのことを極めようとしている人はカッコいいな!
ご苦労様
まさに奇想天外。 これは現代音楽なのか。 ケージの4分33秒と似たものか。 音のない音楽…ある意味究極の芸術と言えるかもしれない。 が、理解不能である。 なんていうか…カオス笑 だけども私はこの才能溢れる変わった作曲家のファンである。