保育士資格を持つ書店員による、実技言語の課題「ももたろう」の実演動画です。台本を書くときや、身振り手振りを考えるヒントになれば幸いです。頑張ってください。（以下台本）
今日は　桃太郎のお話をします
ある所に　おじいさんと　おばあさんがおりました
おばあさんが 川で 洗濯をしていると
大きな桃が どんぶらこ どんぶらこと 流れてきました
おばあさんは 桃を 家に 持ち帰って
おじいさんと 食べようとした その時です
桃が パカっと割れて
中から 元気な 男の赤ん坊が 飛び出てきました
おじいさんと おばあさんは とても喜んで
その赤ん坊に 桃太郎と 名前をつけました
桃太郎は 力持ちで 優しくて
賢い子に 育って いきました
あるとき 桃太郎は おばあさんから
きび団子を 作ってもらって
鬼退治に 行くことにしました
しばらく 歩いていくと
犬が ワンワンと 駆け寄ってきました
桃太郎さん きび団子 一つくださいな お供します
桃太郎は 一つあげました
もう しばらく 歩いていくと
ウキッキーと サルが 駆け寄ってきました
サルは 桃太郎さん きび団子 一つくださいな
お供します と言います
桃太郎は 一つやりました
そうして しばらくまた 歩いていくと
空から バタッバタッバタッと キジが降りてきて
桃太郎さん きび団子 一つくださいな
お供します と言います
桃太郎は 一つやりました
こうして 桃太郎と 犬と サルと キジは
共に 鬼退治に 行くことになりました
鬼ヶ島に着くと 鬼たちが
襲いかかって きました
犬は ガブリっと 噛みつき
サルは キーッと 引っ掻いて
キジは ツンツンツンツンと
くちばしで つつきます
そして 桃太郎は エイヤァと 投げ飛ばし
鬼たちを 次から次に やっつけていきました
これはかなわない と思った 鬼たちは
泣いて 謝りました
桃太郎たちは 鬼たちを ゆるしてやり
村の宝物を 取り返して帰って 行きましたとさ
おしまい
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