ブラバス。それは究極の仕立て屋です。
通常のモデルでは満足ができないオーナーのために、ブラバスはエンジン、内装、すべてに手を加えます。ブラバスはメルセデスを極限にまで高める唯一無二のチューナーです。例え形式が古くなろうとも、ブラバスのクラフツマンシップは色褪せません。私はブラバスの永遠のファンです。
皆さんこんにちわ！旧車洗車マニアのデコタミンです。
今回はメルセデスSクラス W221 ブラバス B8のボディウォッシュ、ホイール洗浄をお送りします。
既に経年車の部類入るW221 Sクラスですが、普段私がディテーリングしているクラシックメルセデスよりはずっと現代車らしいです。例え放置された状態であっても汚れの蓄積は軽微で、すぐに塗装の輝きが戻ってきます。これが８０、９０年代の放置されたクラシックメルセデスだとこうも簡単にはいきません。w221。この年代のボディカラー、オブシディアンブラックは深みがあり、とても美しいです。
■作業のポイント
今回は鉄粉除去のために、粘土ではなく”クレイタオル”を使いました。鉄粉除去剤を潤滑剤代わりに用いています。
こういったボディをこするグッズは、傷のリスクが伴うと言われています。しかし、今回の作業において、目視では傷の付着は認められませんでした。コンタクトウォッシュや粘土、クレイタオル。こういったフェーズで傷のリスクを最小限に留める最大のポイントは、ボディ表面をよくすすぐ事です。傷の原因となる粒子を可能な限り流します。
放置された経年車の場合、シャンプー、コンタクトウォッシュではほとんどの汚れは除去できません。特に隙間に蓄積された汚れは頑固です。傷を恐れすぎ、撫でるだけでは汚れは落ちません。強い洗浄力を持つ多目的洗剤と、コシのあるブラシで確実に汚れを落としていきます。
ウールファイバーミットはお気に入りの一つです。細部まで毛が届き、細かい粒子を巻き込んで除去します。
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W221 BRABUS B8。今回の車両は２部作になります。次回は磨き、エンジンルーム、室内のディテーリングです。Ｓクラスの中でも特別なブラバスチューンモデル。どうぞお楽しみください :)