「冷シップ」と聞くと、冷やす目的で使うものだと思いがちですが、実はそうではありません。冷シップは、メントールなどの成分による冷感はあっても、腫れを抑えるような冷却力はほとんどないのです。
冷シップは、むしろ貼る痛み止めの薬と考えるのが正しいでしょう。冷シップに含まれる成分は、患部の炎症を抑えることで痛みを和らげる効果があります。しかし、腫れを防ぐような冷却効果は期待できません。
実際に冷やす目的で使うのであれば、氷嚢や冷凍したジェルパックがおすすめです。ただし、直接肌に当てると凍傷のリスクがあるので、必ずタオルなどで包んでから使用しましょう。20分程度を目安に冷やし、間隔をあけて繰り返すのが効果的です。
一方、冷シップは炎症を抑える目的で使うのが適しています。痛みや腫れがひどい場合は、冷シップと併せて内服薬の使用も検討しましょう。
冷シップと冷却の使い分けを理解して、適切に使用することが大切です。もし、痛みや腫れの程度について不安があれば、迷わず医師に相談しましょう。専門家のアドバイスを参考に、適切な処置を行うことが、早期回復につながります。
チャンネル登録はこちら→ / @user-xn4st6sj5u
森整形外科リハビリクリックwww.moriseikeigeka.com/
CV：すずきつづみ（CeVIO）