No video

朗読 中島敦『悟浄出世』

『悟浄出世』
1941年5月から執筆開始、1942年5月頃脱稿
未完作『わが西遊記』中の一篇。
執筆中「ファウストやツァラトゥストラなど、余り立派すぎる見本が目の前にあるので、却って巧く行きません」と語り「僕のファウストにする」という意気込みで書かれた。
中島敦
• 中島敦
中島敦
1909年〈明治42年〉5月5日 -
1942年〈昭和17年〉12月4日

Пікірлер: 9

  • @user-qo1re6hc3h
    @user-qo1re6hc3h28 күн бұрын

    凄い。鳥肌が立ちます。日本版失楽園 ただ、時々ヘーゲル哲学にヤられてしまった残念さが見える

  • @bravo2g
    @bravo2g Жыл бұрын

    若い時分は悟浄の自問自答を読み進めていく内に胸がチクチク痛んだものですが、今読むと何か悟浄の煩悶が健全なものの様な感じがします、ありがとうございました。

  • @seichan_bungaku

    @seichan_bungaku

    Жыл бұрын

    年齢によって、印象が変わるのも読書の面白さですね。 歳を重ねた中島敦が書いたものも読みたかった、と早逝が惜しまれます。

  • @ouiilest
    @ouiilest11 ай бұрын

    これは相当な量の哲学史や形而上学の知識がなければ書けないはず。 こんなサラッとした短編にこれだけの思索、議論を詰め込む手腕は圧巻です。 今の日本人には、これだけの知識や思索を惜しげもなく、短編に使いきってしまうような小説を書けるような人は 能力的にも品性的にも居ないのではないか。 ここで語られた論旨を分割して10や20の短編の小説かエッセイにすると思う。 IT機器の発達は、果たして我々の知能を向上させたのか、ある面で著しく低下したのでは?と思ってしまう。

  • @seichan_bungaku

    @seichan_bungaku

    11 ай бұрын

    まったくですね。 この時代の人たちの教養として漢籍や古文を学んでいることもかなり大きいと思います。読書量も現代人とは比較にならないと思われます。

  • @user-fk7ob7nw6w
    @user-fk7ob7nw6w Жыл бұрын

    中島『西遊記』秀作は完結をさせない神の悪戯💢🤒

  • @karas-oz5zl
    @karas-oz5zl Жыл бұрын

    15:18

  • @abon8083
    @abon8083 Жыл бұрын

    毎度の話ですが、こんなもの33歳の人が書いていたんですね。人生を考えさせながらも 怪異奇譚でもあって非常に面白かったです。謝謝

  • @seichan_bungaku

    @seichan_bungaku

    Жыл бұрын

    まったく同感です。 つくづく、長生きしてもっとたくさんのお話を書いて欲しかったですね…。

Келесі