クルージュ・ナポカ市 130億レイ超の地下鉄開通に向け本格化

ルーマニア北西部クルージュ・ナポカ市で、総事業費130億レイを超える同市初の地下鉄整備事業が本格的に動き出した。
7日、フロレシュティ地区で建設業者による実際の掘削工事が開始された。ルーマニア、トルコ、フランスの3カ国の企業連合体が施工を担う。
路線は全長約21キロメートルで、19の地下駅を設ける計画。北東部の住宅地フロレシュティからスタートし、市中心部、クルージュ・アリーナ、多目的ホールなどを経由して南西部の車両基地まで通る環状線となる見込み。
建設会社シェルバン・イオルガ社長は「地下を完全に掘り抜き、2つの円形の大型トンネルを設ける。掘削は特殊な装置『モグラ』や『ネズミ』と呼ばれる機械で行う」と技術的な難しさを強調した。
一方、2031年の完成予定について一部NGOは疑問視する見方を示している。SOS協会のエイドリアン・ドホタル会長は「考古学的な発見で遅延が生じる可能性や、交通規制による渋滞なども予想される」と指摘した。
プロインフラストラクチャ協会のアレクサンドル・コルレア副会長も「完成の見通しは立つが、時期を確定するのは時期尚早だ」と慎重な姿勢だ。同氏は「ルーマニアでこれほど大規模な事業は前例がない」と語った。
当初の見積もりでは総事業費は約140億レイで、一部はEUの構造基金などから支援される見通し。しかし、既に付近で塩の堆積物が見つかるなど地質的な問題も出ており、コスト増が懸念される。
同市の人口約32万人のうち、約5万人がフロレシュティ地区に住む。「待ちに待った地下鉄が開通するのが待ち遠しい」(地元の女性)と期待が寄せられる一方、円滑な事業実施に向けた課題も多く残されている。
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引用:
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「VOICEVOX:剣崎雌雄」

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