かき氷を《より細かく糸状に》香南市に韓国発祥の「糸ぴんす」。四万十町にはキュウリかき氷【高知】

“氷を使わない”新感覚のものから旬の野菜や果物をまるごと使ったものまで!暑い夏にピッタリのオススメ「かき氷」を取材しました。
ステーキ皿にのったふわふわなかき氷。イチゴソースと練乳がたっぷりかかっています。
このかき氷が食べられるのは、香南市で4月にオープンした韓国式かき氷専門店
「TRE:AT(トリート)」です。韓国発祥の「糸ぴんす」というかき氷を提供しています。
「ぴんす」とは韓国語で“かき氷”ですが使うのは氷ではないんです!水にイチゴなどのフルーツシロップを混ぜた液を使用します。
TRE:AT(トリート)寺内弥志オーナー:
「瞬時にローラーがマイナス35~40℃ぐらい瞬間に冷えますのでその冷えたローラーが液体に触れることによって糸ぴんす、より細かく糸状に削ることができます」
糸状にすることでかき氷とアイスの間のような食感になります。こちらは人気の「みるくきなこぴんす」です。黒蜜と練乳がかかっていてわらびもちや玉状の和菓子「おいり」をトッピングした和の一皿です。
三木優花アナウンサー:
「一瞬で溶けて、初めて食べた食感です。わらびもちのもちもちとした食感と、かき氷のふわっとした軽いくちどけと、和菓子のサクッとした食感が混ざってとってもおいしいです」
期間限定のフレーバーも!「スイカぴんす」には鳥取産の大栄すいかを使用。室戸海洋深層水の塩をかけるとスイカの甘みが引き立ちます。
三木優花アナウンサー:
「甘さがさっぱりとしたスイカと、ひんやりとした軽いくちどけのぴんすが合わさって、暑い夏にぴったりだと思います」
今は期間限定の味を含めて7種類販売していますが、今後も季節にあったフレーバーを提供していきたいということです。
TRE:AT(トリート)寺内弥志オーナー:
「”不思議な食感ですね”って言われるのが一番うれしいので、そういう体験をしてもらいたいと思っております。いつでもどの季節でも食べられますのでよろしくお願いします」
韓国式かき氷専門店「TRE:AT(トリート)」の営業時間は午前10時から午後4時で定休日は金曜です。
一方、四万十町の四国霊場第37番札所岩本寺のお膝元にある「まるい青果」。旬の野菜や果物を販売し、お遍路さんも立ち寄るこの店では、青果店ならではの素材を生かしたかき氷が人気です。
たとえばきょう訪れたお客さんが注文したのは
四万十町から:
「味が濃くてとてもおいしかったです。すっごくヤマモモの味がします」
四万十町から:
「さっぱりしておいしい夏にむいちょう。小夏のいい酸味が効いてますね」
ヤマモモ・小夏などかき氷メニューは20種類から25種類。夏場の果物の少ない時期に人を集めようと店オリジナルレシピで10年ほど前に「かき氷」を始めました。
おすすめのかき氷を作ってもらいました。できあがったのはまるで翡翠のような美しい緑色…いただいてみると…
澤村栄治カメラマン:「うううーん まるっきりキュウリです」
そう!ごく少量のお砂糖とキュウリのみで作ったインパクト大のかき氷。
澤村栄治カメラマン:「今度は少しお塩をかけてみましょう」「甘味がでます」
澤村カメラマンが試食したキュウリのかき氷を見た人は
女性:「これ、なんなが?」
店主:「キュウリ」
女性:「!キュウリ…」
まるい青果代表・北村英男さん:
「(お遍路さんは)ここの前を通っていくときは『キュウリのかき氷がある』ということで『帰りに寄っていきます』と言いますが、この前へ来たら皆さん変わります。他のもんに変わってしまって、イチゴだとかメロンだとかそんな風に大体変わっていきますね」
代表によると一番人気はイチゴ。キュウリは…ふふふふ皆さんが召し上がると順位が上がるかも。まるい青果のかき氷は10月いっぱい提供されます。

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