教えてナントク！シリーズでは、南部徳洲会病院について皆さんにわかりやすく情報を発信していきます。
第6回は、南部徳洲会病院で作られている病院給食ができるまでを紹介をしています。
#教えてナントク！　#病院給食
この動画では、南部徳洲会病院での入院患者様に提供してる病院給食がどのように作られているかをご紹介いたします。
① まず患者様の常食や各病態に合わせエネルギー、タンパク質、塩分などを調整した食事の献立作成を栄養士が監修して行い、在庫状況などを管理しながら食材の発注を行います。
② 業者から納品される食材等は、栄養士が温度管理、異物混入、包装の破れはないかチェックを行い、品質点検をしながら検品を行います。
③ 調理師が食材の下処理を行います。果物や生で提供する食材に関しては消毒を行い、衛生管理を徹底します。また使用する包丁やまな板なども設備・機器を導入して衛生管理にも万全を期しています。
④ 調理師が毎日の献立に基づき調理をしていきます。アレルギーや病気の影響で食欲が落ちてしまった人への調整も個別で調理対応をしています。
⑤ 患者様の噛む力、飲みこむ力に合わせて一口大、きざみ、粒ペースト、ペースト、ムースに食形態を調整し、食べやすさに配慮した食事もご用意し個人対応の充実に努めています
⑥ 出来上がった食事を盛り付けし、温かい料理は“温かく”、冷たい料理は“冷たく”提供できるよう保温保冷ができる配膳車に格納します。
⑦ 配膳される前に、栄養士の目で異物混入がないか、食形態やアレルギーのミスがないかを点検します。
⑧ すべてが整い次第、朝は７時３０分、昼は１２時、夕は１８時以降に各病棟への配膳が始まります。
⑨ 管理栄養士のミールラウンドにて、提供したお食事が個人の噛む力、飲み込む力に合っているか、嗜好に合っているか、疾患に合っているか確認します。食欲が落ちている人には補助食品をつけるなどの対応を行います。
いかがでしたか？
南部徳洲会病院では、入院・治療の一環として医師の指示のもと、管理栄養士の栄養管理をはじめとし、栄養士・調理師と協力しながら個人の症状に合わせて一日約1000食を提供しています。
また当院で出産された患者様へ「祝い膳」としていつもとは一味違ったお食事も提供しています
患者様の入院生活が満足のいくものとなるよう、おいしく、治療効果の高い食事の提供をめざして、今後もさまざまな工夫に努めてまいります。
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