私はピアノを弾くのが大好きで、だからと言う訳ではありませんが、ジャズもピアノが一番好きです。 アーティストでは、ハービーハンコックの62年～65年頃のスタンダードナンバーをアコピで弾いていた頃のが一番好きです。彼の場合、トリオではなくコンボ内での演奏ですが、とてもアドリブとは思えない完璧な完成度と思います。 レジェンドのオスカーピーターソンも、ハービーの演奏の質の高さを、自分より格上くらいに高く評価していたと文献で読んだことがあります。オスカー自身が言う通り、断然格上と言える洗練度と思います。 ビル・エヴァンスは、ハービーほどモダンではなく、どちらかと言うとクラシカルな演奏スタイルと思っていますが、バラード演奏が素晴らしいので、昔から愛聴しています。 彼のバラードの良さは、ハービーに勝るとも劣らないか、それ以上の何とも言えない無二のものだと思っています。 今日、KZreadをサーフィンしていたら、1960年に彼がラファロと共に行ったmy foolish heartの20分を超えるリハーサル音源に行き当たりました。 衝撃的な内容でした。ラファロとの同曲は、アルバムwaltz for debbyのものしか知らなかったので、こんな生々しい素晴らしい音源を聴くことが出来るなんて、本当に驚きの奇跡の音源でした。ビルがラファロと共に同曲を検討する様が克明に記されていました。 my foolish heartは生涯にわたり演奏されていますが、イスラエルズと64年に行ったバージョンも、とても気に入っています。私が知っている限りでも、64年だけで３つの録音がありますが、どれも良いものです。同じイスラエルズ共演でも、65年・66年より64年の方が良いと感じています。 ビル・エヴァンスは、洒落た和音を使うので、世間一般では、聴き込むにもBGMにも両方向く、というような言われ方をすることが多いですが、私は決してBGM向きではないと思っています。和音の使い方だけを表面的に捉えるから、そのような評価になるのだと思います。どちらかというと難解な部類に片足突っ込んだタイプのピアニストかなと言うのが私の印象です。 色々言いましたが、歴史的に見ても、ピアニスト単体として見ても、飛んでもないレジェンドであることは、間違いないと思います。結局、本当に素晴らしいピアニストだと思っています😅

@AtsushiKubo

6 ай бұрын

コメントありがとうございます！ 本当に素晴らしいピアニストです！

語りがいつもに増して熱いですねぇ😁

私の1推しのアルバムは、やっぱりWaltz for Debbyです。それからトリオではないですが、ギターのJim HallとのデュオのアルバムUndercurrentが好きです(^^)

僕もエヴァンス好きですわ〰︎共感

個人的には，晩年のアルバム You must believe in springが好きですね．本当に美しい． フュージョン・ギタリストのアール・クルーも，ギターでビル・エヴァンスみたいに弾きたいというくらい心酔していたとききました．

エヴァンスと組んでるベーシストは皆カッコいいプレイで好きですね〜♪

Waltz For Debby、Take1とTake2が入ってる盤があるんですけど、当時はやっぱりその場によって変えていたので感じ方が違くてすごく面白い。

Since we met大好き

@user-ci5zn7bi1z

3 ай бұрын

君SWの動画でも見た

@donmisosoup5622

3 ай бұрын

@@user-ci5zn7bi1z よく見てますね。その通りです。

枯葉のテーマでずっとシンコペーションしているベースラインに衝撃を受けて、私もウッドベース始めましたね。

ビル・エヴァンスのコードアプローチがすごい好きなんだよなぁ 特にマイナーキーの曲のエキゾチックなコードとアウトの取り方が好き ショパンとかスクリャービンとかドビュッシーとかにも影響受けてるように感じる

「今で言うと世界に一つだけの花みたいな感じになってますけど」 「今のニュースからも」 ２個発見ｗ

機会があれば他にも色々なアーティストについて語って下さい。

著作権云々を避けて音流して解説していただければ楽しくなるでしょう。 ビル ・エバンスの魅力を若い人はどう捉えているのか、興味あります。 この番組はレコード紹介なんですね。

ビル・エバンスがきたら、是非とも白い音と黒い音のちがいと解説をリクエストしますです😊

ビル・エヴァンスの映画見ました!?

前に、亡くなったベーシストのCharlie Hadenのインタビュー集を読んでいたら、Evans, HadenとPaul Motionのトリオでアルバムを作る予定があったんですが録音の直前にEvansが亡くなってしまったので果たせなかった、という話が出ていました。そのアルバムを聴きたかったなあ、と。まあ、HadenはLaFaroとはタイプが違いますが。

なるほど　😀