[J.S.Bach(野平一郎編曲):シャコンヌ]日本センチュリー交響楽団Webコンサート Vol.3

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、お客様の前で演奏することを失ってしまった私たち音楽家。
自粛生活を続けること、丸3ヶ月を過ぎたところです。
とはいえ、私たち音楽家の使命を忘れてボーッと生きてるわけにはいきません!
こうして立ち上がった日本センチュリーの仲間たちと、近くで演奏してもアンサンブルが難しい、バッハのシャコンヌのヴィオラ四重奏版をリモート演奏にて動画を作成することにしました。
リモート演奏自体、普通に演奏するよりはるかに難しく、仲間と一緒に至近距離で演奏できることがいかに幸せであるかを痛感、実感するばかりでした。
医療現場でリスクと闘いながら働いてくださっていたり、学校に普通に通えなかったり、リモートワークで頑張って働いていたり、ステイホームを続けざるをえなかったりと様々な状況が取り巻く中生活をされている、子どもから大人まで、今を生きるすべての方に愛を込めてお送りします。私たちの演奏が少しでもみなさまの心を豊かにすることができたら本望です!
J.S.Bach作曲 野平一郎編曲
シャコンヌ〜4つのヴィオラのための〜
【演奏者】
[1st Viola]須田祥子
[2nd Viola]増永雄記
[3rd Viola]飯田隆
[4th Viola]永松祐子
言わずと知れたバッハのシャコンヌ。これは元々ヴァイオリンソロのために書かれた「パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004」の終曲で、ブラームス、ブゾーニ、斉藤秀雄などたくさんの作曲家により編曲されています。そもそもヴァイオリン1人のために書かれたはずのこの曲がここまで編曲されるのはなぜか。
シャコンヌの作り自体は「最初に提示される8小節のテーマが変奏されていく」という至ってシンプルなもの。しかしこの変奏、いや変異は30回に及びます。その変異はあまりにも激しく、華麗で、切なく、なにより美しい。シンプルなのに壮大。もはや天才としか言いようがありません。主旋律と伴奏、という定義のホモフォニーではなく、常に全てのパートが協和しあうポリフォニーの音楽を求めていたバッハの曲だからこそ生まれる調和をお楽しみください。
(須田祥子)
また、我々ヴィオラセクションは来年2月5日演奏会を開催いたします。
▼センチュリー室内楽シリーズ
2021年2月5日(金)19時開演
豊中市立文化芸術センター小ホール
ヴィオラ:須田祥子、増永雄記、飯田隆、永松祐子、森亜紀子
プログラム:
J.S.Bach ブランデンブルク協奏曲第6番
P.I.チャイコフスキー バレエ音楽セレクション
ほか
詳細につきましては、後日当団公式SNSやホームページなどで発表させていただきます。
**寄付のお礼とご案内**
新型コロナウイルスの影響でコンサートの開催が困難な状況が続いています。その中でも皆さまと音楽の喜びを分かち合いたいと思い、このWebコンサートシリーズを始めるに至りました。
大変有難いことに、当楽団の動画をご覧になったお客様よりご寄付のお申し出を頂いております。皆様からの温かいご支援がどれほど励みになることか、言い表す言葉も見つかりません。日本センチュリー交響楽団の楽員・スタッフ一同、心よりお礼を申し上げます。
温かい応援のお気持ちに感謝するとともに、ご支援のお申し出・お問合わせを引き続きいただいておりますので、この場を借りて、下記の寄付サイトのご案内をさせていただきたいと思います。
www.century-orchestra.jp/supp...
ただいま「小口寄付」にて1000円からのご寄付をお受けしております。
私たちはいつも、音楽を通して皆さまと繋がりたいと思っています。
今後とも日本センチュリー交響楽団をどうぞ宜しくお願い致します。
#JCSO_WebConcert

Пікірлер: 1

  • @user-wz8lu9dg2v
    @user-wz8lu9dg2v3 жыл бұрын

    4thが面白そう!!!! C線のベースラインが堪らなく素敵。。。ビブラート豊か。

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