陸の治安を守る警察と海の治安を守る海保。それぞれのプライドをかけた「逮捕術」の戦いが16日、北海道江差町で行われました。
　暴れる容疑者を逮捕・制圧する際に必要とされる「逮捕術」。
　江差警察署と江差海上保安署では毎年１回、逮捕術の合同訓練を行っています。
　その最終日の「対抗試合」は、どちらが強いのかシロクロをつける負けられない戦いです。
　江差警察署は、全道の逮捕術大会でも優勝した強豪です。
江差警察署
「正々堂々がんばるぞ」
　江差海上保安署は巡視船「かむい」の若き乗組員たち。
江差海上保安署
「かむい、がんばるぞ。おっす」
　胴や肩など、決められた部分に有効な攻撃が入ると１本。４試合行い、勝利数を競います。
　海保の２勝１敗で迎えた最終戦。
　警察が勝てば代表戦に持ち込めますが…。
　最後は、海保が電光石火のコテを決め、３勝１敗で対抗試合を制しました。
江差海上保安署　山口大地さん（24）
「去年負けたと聞いていたので、今年は一発かましたいと思っていたので、勝ててよかった」
江差警察署　阿部真人さん（35）
「来年はリベンジで、ぜひ勝たしてもらいたいのでがんばります」
　本気の戦いを通して切磋琢磨する逮捕術は、地域の安全をしっかり守ってくれそうです。2024年01月16日(火) 19時47分 更新
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