金緑色に輝くカミキリを近所で発見!【アカアシオオアオカミキリ】

身近であえる昆虫写真集
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アカアシオオアオカミキリ
和名:アカアシオオアオカミキリ
学名:Chloridolum japonicum 
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>甲虫目>カブトムシ亜目>カミキリムシ科>カミキリ亜科
分布:本州・四国・九州
大きさ:25-30mm
時期:7-8月
食料:樹液
越冬態:幼虫
生息:樹林
アカアシオオアオカミキリ
赤脚大青髪切 赤肢大青天牛
学名:Chloridolum japonicum
金緑色の光沢をもつ比較的大型のカミキリムシの一種。
国内では本州、四国、九州に分布し、国外では朝鮮半島、済州島、中国東北部に分布する。
成虫の体長は25~30mm、オスはややスリムで体長に比して肢は長め。メスでは後肢腿節は上翅端に届く程度で肢は雄より短い。
触角は♂では体長の2倍前後、♀では体長の1.3倍程度。頭部背面、前胸背板および上翅は金緑色の光沢色が一般的。個体によっては金緑色から赤銅色まで様々。
その他の部位の体色は赤褐色。前胸背板および上翅の表面に粗大点刻を密にそなえる。胸部と腹部の腹面は薄黄色の粉をふいたような状態の場合が多い。
前胸背には2対のコーン状隆起を持つ。両上翅の先端は鋭く刺状に尖るが、これがアオカミキリ族以下との最大の区別点と成る。
成虫の後胸腹板両側に臭腺があり、つかむと柑橘系の香りを出す。夜間活動性のカミキリムシは地味な色彩であるのに反し、本種だけは宝石のような色彩を持つ。
成虫は6月から8月頃雑木林で見かけられ、暗くなってから明け方前まで活動する完全な夜間活動性とされ、日没後クヌギなどの大木の幹を徘徊し樹液に集まる。
オスはメスを求めて生木の幹上を素早く駆け回る。
オスがメスにマウントしたペアで幹上を這いまわったのち夜明け前にマウント体勢を解き、それぞれが樹上の茂みへと戻って行くが、昼間は全く活動しない。
成虫の警戒心は強く逃げ足は速い。メスはクヌギの樹皮の裂け目に産卵し、幼虫はクヌギの生幹を食するとされるが、羽化までの生活史はよくわかっていない。
分布は局地的だが生息地での個体数は多く、都心部にも少なくない。本種は全国に広く分布するものの(18/47都道府県)明らかに局地的に分布している。
2022年、2023年夏に東京都近辺で本種が大量発生した。原因は近年のナラ枯れの影響で弱った樹木から樹液が滴りやすい状態が継続している事と考えられている。
#昆虫 #虫 #生き物
埼玉県内特にさいたま市で発見できる生き物情報です。
地元埼玉で長年暮らしてきましたが、注意深く観察することで発見したことや
知っていた生き物の意外な一面などを発見して楽しんでいます。
基本的に採集は行っていません。
ほぼ触れる事もなく、生き物のありのままの状態を撮影しています。

Пікірлер: 1

  • @user-cr9vk4tj8h
    @user-cr9vk4tj8h24 күн бұрын

    綺麗。

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