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何時かは手に入れたい名車|1990年式 マツダ サバンナRX-7

「何時かは手に入れたいアメ車」の番外編です。
ロータリーエンジンを搭載したFC3S、サバンナRX-7。
「頭文字D」と「湾岸ミッドナイト」、二つの名作漫画で価値が見直された国産スポーツカーの一つですね。
一昔前の国産走り屋の世界ではメジャーなモデルですが、現在ではプチ・クラシックというか、コレクターズアイテムの域に差し掛かってきた国産ピュアスポーツカーです。
この後の世代、RX-7としては3世代目&最終世代となるFDであれば、まだ「ベース車両」みたいな安い中古車も販売されていますが、FCの方は普通に中古車を探すだけでも難しい様です。
販売終了から四半世紀以上経つモデルですからね。当然と言えば当然でしょう。
というか、日本車でこのくらい古い年式で現役で公道を走っている車両は珍しいですからね。トヨタのハチロクなんかと同じで、後世に語り継ぐべき名車と言っても差し支えないと思います。
ここで紹介する車両はFC3S(二代目サバンナRX-7)としては最終モデルとなります。
FC3Sに関しては、年式的には1991年式が存在します。でもこれは「ウィニングリミテッド」という1000台限定の特別モデル。
また、1992年式として存在するのはFC3C、つまり「カブリオレ」のみとなっています。
1991年にFD3S型の発売が開始されたことを考えると、1990年式がFC3Sの実質的な最終モデルと考えて間違いないと思います。
この車両を製作したのは埼玉県加須市の「AJITO(アジト)」というチューニングファクトリーになります。
(実はこのアジトのアメリカ車部門が「9Records USA(ナインレコード)」で、そちらはアメ車ワールドにたびたび登場しています)
国産チューンドで有名なショップが、コストと時間に糸目をつけずに製作した車両だけあって、このFC3Sの仕上がりは文句なし。
この車両に施された数々のチューニングを全部書き出そうとするとキリがないのですが、少しだけ。
・ボディは元塗装を剥離&板金した上でブラックにオールペン
・シートなど内装の貼り替え
・ミッション換装・4AT→5MT(FD3S用ミッション)
・ORCスーパーシングルクラッチ
・マツダスピードLSD
・エンジンオーバーホール(インナーパーツはFD3S用新品パーツを使用)
・新品純正タービン
・GT-R用燃料ポンプ
・ナイトスポーツオールステンレスデュアルマフラー
・サードスポーツキャタライザー
・AJITOオリジナルコンピューターセッティング
・アラゴスタ車高調
・エンドレスブレーキローター
・プロジェクトミューブレーキパッド
・FD17インチ用スーパーナウリアブレーキ
・マツダスピード17インチアルミホイール
etc。
カスタム&チューニング箇所は上記以外にもまだまだあります。
ある程度のクルマ好きであれば、298万円という現在の車両本体価格が決して高くないことが分かると思います。
というか、かかっている手間と時間を考えたら格安と言ってもいいくらい?(笑)
(追記)
前にベンツを出した時と同様、今回も正直「アメ車ワールドの公式チャンネルに国産車を出すのはどうかな?」と少し迷ったんですよね。
ただ、頑なにアメ車にこだわり、徹頭徹尾アメ車限定で運営する限りは、基本的にはアメ車ファンしか見に来ないわけですが、こうやってたまに国産車や欧州車を取り上げることによって、普段はアメ車に興味を示さないタイプのクルマ好きも少しは取り込めるかな?と考えて出すことにしました。
ま、少しは筆者の趣味が入っていることは否定しませんが(笑)
◾️取材協力
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◾️撮影&編集:田中享
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