年間入場者数3万人を目指して！J3昇格を目指している高知ユナイテッドを後押ししようと、県や企業がスクラムを組みました。
鍛治屋アナウンサー
「J3昇格に向けて必要な観客動員数を増やすためにどうしていくのか、今から話し合いが行われます」
高知市で行われた高知ユナイテッドのホームゲーム集客作戦会議。ユナイテッドをはじめ県や、マスコミ、銀行などさまざまな組織の代表者らが集まりました。
ユナイテッドは今シーズンから社長に元寮母の山本志穂美さんが就任したほか鳴子をモチーフにした新しいユニホームがお披露目されるなどチームは一新。リーグ戦15試合を終えた現在の成績は12勝2敗1分と首位をキープしています。
J3昇格にはリーグ2位以内に入るだけでなく、今年15試合あるホームゲームの入場者数が年間3万人、1試合平均2000人を上回ることが条件です。
しかしこれまでの9試合では平均1100人と大苦戦。残り6試合で2万70人の集客をクリアしようと県が発起人となり、9日の会議が開かれました。
会議では…
「サッカーに関心がない人も呼んで来れるような、新たなコンテンツというのを
プラスワンしていかないと難しいですよね」
サッカーファン以外にも試合を見に来てもらえるよう、芸能人や声優をゲストに起用する意見や、駐車場の混乱を避けるためバスの利用者に特典を設ける案などが提案されました。
高知ユナイテッド・山本志穂美社長
「選手たちは本当にこの暑い中でも毎日一生懸命練習を重ねて、泣き言1つ言わず努力しています。彼らのあの頑張りに報いるためにも、私たちは何が何でも3万人集めて、しっかり彼らの援護をしていきたいと思っています。もう絶対に今年J3に上がりたい。そう思っています」