No video

がんの終末期に起きる様々な症状と緩和ケアでできる解決策 #50

がんの終末期には様々な症状が現れてきます。身体的な症状、精神的な症状だけではなく、がん患者さんには、社会的な苦しみや、スピリチュアルペインもあります。これらの痛みをトータルペインと言います。
今回は、がんの終末期に起こる症状とその対策について大まかにお話します。私は、まずは「知る」ということで不安が軽減すると思います。
この動画で、患者さん・ご家族の不安が軽減できたらいいなと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
トータルペインについては、詳しくはこちらの動画で述べています。参考になさってください。
• 緩和ケアとはトータルペインの緩和である #4
目次
0:00 テーマ「終末期の症状~総論~」
2:08 耐え難い苦痛は必ず緩和できる
3:46 がん患者が訴える身体症状について
10:39 終末期の苦痛が緩和された患者さんの話
15:27 あなたに伝えたいメッセージ
Music Info: Piano Inspiring Dream by RomanSenykMusic.
Music Link: • Piano Inspiring Dream ...
※動画の中で出ている具体的な体験談などは、基本的には、事実を基にしておりますが、本人に了承を得ているものか、個人を特定できないように、背景などを変えてお話をしております。ご理解頂けますようよろしくお願い致します。
こんにちは、心療内科医で緩和ケア医のDr. Tosh/四宮敏章です。
緩和ケアの本流へようこそ。
このチャンネルでは、あるテーマについて、基本的に、月曜日は患者さん、水曜日はご家族、金曜日は医療者の3方向に、緩和ケア医であるDr. Toshが情報を発信していきます。
皆様のお役に立つ情報を発信し、緩和ケアをもっと多くの皆様に身近に感じていただければ幸いです。
#緩和ケア #緩和ケアの本流 #ドクタートッシュ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Dr.Toshのnote
note.com/mainstream_tosh
動画と共に、noteでも発信をしていきますので、こちらもよろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
資格
医学博士
日本内科学会認定医
日本心身医学会認定専門医、研修指導医
日本サイコオンコロジー学会登録精神腫瘍医
日本緩和医療学会認定医
所属学会
日本緩和医療学会(理事)
日本サイコオンコロジー学会(理事)
日本がんサポーティブケア学会(家族・遺族ケア部会委員)  
日本死の臨床研究会(世話人)
日本心身医学会(代議員)
日本心療内科学会
日本内科学会など
専門分野 心身医学、緩和医療、サイコオンコロジー(精神腫瘍学)
趣味:登山、レコード

Пікірлер: 61

  • @drtosh
    @drtosh3 жыл бұрын

    目次 0:00 テーマ「終末期の症状~総論~」 2:08 耐え難い苦痛は必ず緩和できる 3:46 がん患者が訴える身体症状について 10:39 終末期の苦痛が緩和された患者さんの話 15:27 あなたに伝えたいメッセージ

  • @FunBurstShorts
    @FunBurstShorts3 жыл бұрын

    今日お医者さんにお母さんは余命2ヶ月と言われました。辛い時にこの動画に出会えて緩和ケアということを知りました。これからお母さんに出来ることが分かった気がします。先生ありがとうございます。

  • @user-su1gk8be8q
    @user-su1gk8be8q2 жыл бұрын

    がんで自宅療養していた母を先月末に看取りました。先生の動画のお陰で終末期の過ごし方への不安が軽減され、自宅で看取る決心がつきました。母とは最期にたくさん話すことができて良かったと思っています🙏✨

  • @user-on3ry9kp4m
    @user-on3ry9kp4m Жыл бұрын

    優しい言葉ではなされ、癒されました。優しい先生ですね。

  • @user-ri2hm6fr5k
    @user-ri2hm6fr5k3 жыл бұрын

    緩和ケアの重要性をつくづく感じました。もっと緩和ケアの充実した病院が増える事を願います。 こちらの地域には1件しかありません。 がんの終末期は壮絶だと認識していましたが、先生の優しくはっきりした言葉に認識を新たにしました。 1人でも多くの患者さんが安らかに旅立たれるよう祈っています。

  • @user-jw9om1nt7i
    @user-jw9om1nt7i2 жыл бұрын

    ケアマネです。末期ガンで自宅での看取りのため支援させて頂くことがあります。医療知識や終末期についての知識が学べて有り難いです。また、ケアマネとしてではなく関わりを持った個人として、あの世はあるよ。と できるだけお伝えしています。それは本人・家族の最後の支援になると思うからです。

  • @jino7139
    @jino71392 жыл бұрын

    コロナのせいで、面会もままならず先生のお話されたような手当てを患者が受けにくくなっていますね。 私もその理想的な手当てを受けたいと思っています。早くコロナが落ち着いて欲しいものです😊

  • @user-zo5ze1lk7d
    @user-zo5ze1lk7d3 жыл бұрын

    この間20年以上肝臓がんと闘ってきた祖父が今回ばかりは手術が出来ないと言うことで、もってあと数ヶ月と言われました。祖父や祖母は覚悟ができているそうですが、私は身内を亡くしたことがないので、覚悟ができません。肝臓がんなので痛みは無いですが、きっと祖父は辛いと思います。最期はみんなに囲まれて幸せに旅立って欲しいです。受験生でなかなか会えないけれど、心のケアを最期まで頑張りたいと思います。少しでも長生きしてくれますように。

  • @drtosh

    @drtosh

    3 жыл бұрын

    コメントありがとうございます。 20年も治療を頑張られて本当にすごいと思います。 最期はお家で過ごすのでしょうか。ご家族に囲まれて普通の生活ができるというのは幸せなことかもしれません。 お孫さんであるあなたに、心のケアをしてもらえることは、とても嬉しいことだと思います。 私の動画で、緩和ケアに関する発信をいろいろしていますので、何かお役に立てれば嬉しいです。 応援しています。

  • @user-fz3sy1fe1g
    @user-fz3sy1fe1g3 жыл бұрын

    先生の、優しさ、思いやりに涙がまた出てきました。患者さんの気持ちにより添い話しをされている姿が分かりますので、患者さんは、どれだけ安心されたでしょう‼️同様な立場に立たされたら、私は頭の中がパニックになり自分を見失います。それほど大変さを身近に経験してきました。夫の担肝ガンの姿を見ているので、どれほど辛く苦しいかったでしょう!すみませんこの辺で、辛いので。

  • @user-cy3of4pz5v
    @user-cy3of4pz5v11 ай бұрын

    先生が優しくて泣けてきます、多分そう遠くない日に私も、こうなると思います、私の希望は積極的治療よりも緩和ケアを受けたいです、先生ありがとうございました。

  • @user-cy3of4pz5v

    @user-cy3of4pz5v

    9 ай бұрын

    肝硬変末期レベル4の者です、 母方が全て肝癌、肝硬変で亡くなっています B型キャリヤ、垂直感染です、先生ありがとうございました🙇

  • @tomoyuki36
    @tomoyuki362 жыл бұрын

    父の最期がすぐ近くにきています。緩和ケアを受けるために順番を待っています。大変勉強になりました。今後も拝見させて頂きます。

  • @user-bb5xd2qj3o
    @user-bb5xd2qj3o2 жыл бұрын

    悲しいです。 父が末期闘病18日で亡くなりました 18日どんな気持ちだったのか、その前にも辛かったのか、死ぬとき何を思ったのか後悔しかないです

  • @user-kt3pw4fd3y
    @user-kt3pw4fd3y3 жыл бұрын

    緩和は、基本脚力、難しい事よりそばそば、その事が、色々なことが、可能になります。相反する事は、色々あります。それが真実です。そして受け身で踏み込む勇気も必用です。それが難しいと、感じる事を少しずつ緩和していきます。あまりにも頑張る必要もありません。また非道と感じる事でも、必要があります。りっぱ、三日くらいあとは、いつもと同じように、過ごすのが一番です。仕事にいって無くなる事あります。そばにいなかった後悔するでしょう。でも、いってらしゃいが、患者さんの、後悔になってない場合も、あります。緩和に頑張ってトライする必要もありません。患者さんにとって日常は、非常に必要です。痛みは、たぶん医師がしっかりとってくれます。最後のひととき、ゆっくり過ごしたいですね

  • @user-rb2yq8bq5i
    @user-rb2yq8bq5i2 жыл бұрын

    お父さんが胆管癌になった時、足が浮腫んで、当時アロマセラピーマッサージを学んでいたので、マッサージしてあげました。 今は、私が乳がんです。 骨にも転移しています。今度、緩和ケアに移ります。 少しは精神的に楽になるといいな。 先日、左側の肺に水が溜まって、とても苦しかったです。また溜まるのかと思うと怖い。 息が苦しくなるなんて、思わなかった。

  • @user-ww2dg6pc3c
    @user-ww2dg6pc3cАй бұрын

    先生の言葉に涙が出ました😢 姉が余命宣告されて約一ヶ月食事も全然食べれなくて、好きな物でも一口だけ😢 ただ帰りないな~と 連れて帰りたいです 本人は知りません😢 最後は痛みを取り去 安らかに眠って貰いたいです 有難う御座いました 今からの時間 色々話をしていきます😢

  • @user-zb2is5jj8c
    @user-zb2is5jj8c2 жыл бұрын

    感動しました。ありがとうございます。

  • @starleaf7453
    @starleaf74533 жыл бұрын

    スピリチュアルペイン、についてどうがをみてると、それを全て無くすだけでなく、旅立つ方へ安心を与え、その安心を生存中に先祖を敬った行いをすることで、無駄ではない事、死とは怖くないものだよと自分も言い聞かせる事を伝えてるのかなと、沖縄県民としては思いました。

  • @starleaf7453

    @starleaf7453

    3 жыл бұрын

    現に沖縄は、死ぬとは母親のお腹に帰る事。=生まれかわる。また来世で会える。とされていて、なのでお墓も丸っこいものになっています。

  • @user-ev6ci3qr3b
    @user-ev6ci3qr3b3 жыл бұрын

    私の願いはただひとつしかありませんと言われたら 最後は先生に 治療を受けてお任せしながら 安らかに 安心して天国へ行きたいなーということです 先生の患者さんは 先生に最後までお世話になったことを 感謝して逝かれた方がほとんどの人だと思います 先生のお仕事は 素晴らしいお仕事ですね ありがとうございます

  • @anzucchikonbu2246
    @anzucchikonbu22462 жыл бұрын

    以前もコメントし、先生からも温かい返信をいただき本当にありがとうございました。 父が余命宣告をうけ、母と一緒に在宅で訪問看護、看多機を利用しながら5ヶ月経ちました。 この間癌だけでなく、転倒し大腿骨骨折など本当にいろいろなことがあり、正直母も私も疲れていました。 そんな様子を察したのか、数日前から父がもういい、寝たい、薬も飲みたくないと…痛みも増してきて食事もほとんど取らなくなりました。 小規模看護機能事業所は施設ではないので、ショートでの滞在しかできないため、父のあと残り僅かであろう期間、頑張って看ていきたい気持ち半分、自宅でまた容態が悪くなった時のことを考えると不安で仕方がありません。また励ましのお言葉いただければうれしいです。

  • @drtosh

    @drtosh

    2 жыл бұрын

    コメントありがとうございます。 長い期間よく頑張られていますね。 今のあなたの心配をもう少し具体的に書いていただけませんか?

  • @anzucchikonbu2246

    @anzucchikonbu2246

    2 жыл бұрын

    @@drtosh お忙しい中、返信ありがとうございます。 父は日中、夜間とも起きている時は基本的に痛みをずっと訴えているため、自宅にいると母はレスキュー薬をすぐに飲ませ、結果便秘、嘔吐など…痛みのコントロールが難しい状態です。 訪問看護の方から、そろそろお迎えの時が来そうなときはお伝えしますと言われました。その時自宅で看取るのか看多機でも可能なのでどうするか決めとくように言われました。 もちろん自宅で看取りたい気持ちはありますが、不安で仕方がありません。 最期、苦しまずに逝ってもらいたい…今はそんな気持ちでいます。

  • @drtosh

    @drtosh

    2 жыл бұрын

    お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。 レスキュー薬をすぐに飲ませてあげること自体は悪いことではありません。ただ、副作用としての便秘・嘔吐がつらいのであれば、その対応も必要でしょう。 便秘だから嘔吐してしまうという可能性もありますので、訪問看護に頼み、便秘のコントロールをしてもらってください。 自宅で看取ってあげたい気持ちがおありなら、在宅医や訪問看護と連携を取ることで、苦しまずに最期まで自宅で看取ることは可能です。 あなたの不安な気持ちもとてもよくわかります。まずは、その気持ちを今関わっている医療者に話してみてください。私も応援しています。いつでもコメントしてくださいね。

  • @luckthanks8094
    @luckthanks80943 жыл бұрын

    独り身とはいえ自分も50代女性、身近に感じました。 いづれ対応できる抗がん剤がなくなり 化学療法終了後の自分の最期について、薄っすら理解できました。 緩和ケアでトータルペインを癒し安らかに旅立とうと決めました。 ありがとうございます。

  • @user-lk5fh8cu9z
    @user-lk5fh8cu9z3 жыл бұрын

    先生、今コロナ禍で、入院してしまうと会うことができません。家に帰っても、預かっている薬での対応しかできません。お別れがちゃんと出来てないのに、どうしてあげるのか良いのか、悩みます。側でみていたいのは、私のワガママになるのかもしれない。主人の希望にどこまで添えるのか、困惑しかありません。どうすれば良いのでしょう。大嫌いだった主人に、最後は寄り添っていたい。家でも緩和ケアは出来ますか?考えている時間はなさそうです。どうしたら…

  • @user-uc5mj1yl3w
    @user-uc5mj1yl3w3 жыл бұрын

    いつもありがとうございます😭 24歳で亡くなった、息子のこを思いだします。確かにそうだなと、思います。思い出すたび、悲しい😭です、まだ7ヶ月これは一生続くのでしょうね、でも私が死ぬ時は迎えに来てくれると思います。

  • @drtosh

    @drtosh

    3 жыл бұрын

    コメントありがとうございます。 とてもおつらかったと思います。まだ7ヶ月、おつらいのは当然です。 またそのような気持ちになった時にはいつでもコメントください。

  • @user-bc8zd3oq5z
    @user-bc8zd3oq5z Жыл бұрын

    なかなか聞けないことを教えて頂き、有難いです。

  • @user-gx9iv6fv7h
    @user-gx9iv6fv7h2 жыл бұрын

    主人は癌のステージ4です ベッド生活となって2年過ぎました 熱を出したり、息が苦しいと頻繁に言われるようになりました。その度私も苦しくてたまりません。心臓がバクバクして とても嫌な気持ちにもなります。私も安定剤を服用してます。ツラいです。

  • @user-bx4en9ou8k
    @user-bx4en9ou8k3 жыл бұрын

    この動画に出会えて救われる想いです😢 ありがとうございます。 そして先生に質問してみたくなりました。 少し長くなりますが、目を通して下さったら幸いです。 私の兄は知的障害と自閉症を抱えていて、施設に入所していました。 最初は体調がすぐれず高い熱がでてたそうで、近くの病院に行き、風邪と診断されました。 ですがその後も、風邪がなかなか治らない状態で、それどころか熱も下がらず ひどい貧血をおこし、体がいつもと違うとゆう事で、緊急で大きな病院にかかり、 そこで初めてステージ4の癌が分かりました。 骨や胃、腸、に転移している状態でもう治療はできないと言われました。 数値や画像をみて、もともとは胃からきた癌だったのではないか?と先生は言っていました。そこからわずか1週間で旅立ちました。 兄は知的と自閉の病気がありましたので、健康診断と言っても簡単な検査しか受けられていなかったこと、 (胃カメラやバリウム、CT、MRIなどは重度の知的障害を抱えた人にとっては確かにはハードルは高いですよね😢) 私の兄はかなり他害があったので、日常的に安定剤や眠剤を飲んでいました。 なので想像ですが…癌による身体の痛みや症状が強制的に精神薬などでやわらげられてしまっていたのかな?って思っています。 とても強い薬を飲んでいました。 それがよけいに癌を発見しずらかったのかもしれないと思っているのですが、 実際はそうゆう事はあると思いますか? いつから癌が体にいたのか、 辛くなかったのか?ずっと気になっています。 癌の痛みや苦しみを末期までなんの治療もなく、職員さんにも気づかれることなく、 亡くなる1ヶ月ちょっと前にお泊まりで 家ですごし、ご飯もしっかり食べていたそうです。 母もいつも通りにみえたそうです。 ですがその後、施設に戻ってから徐々に兄の精神状態は悪くなっていったそうで、 今思えばそれはかなり痛かったのかな? 苦しかったのかな?と推測します。 兄の体はどんな風に辛かったのか? 処方薬を飲んでるから辛さが和らげられてしまっていたのか? 最後の最後まで気づいてあげられなかった事を今でも私達家族は悔やんでいます。 どこがどう苦しいのか?痛みなどを聞いて少しでも取り除けるようにしてあげたいのに、コミュニケーションが難しいから、 汲み取ってあげられてないと感じましたし、 お医者様や看護師さんも兄が受け答えがほとんどなかったので診察も難しく、そこももどかしかったです。 入院して急激に状態が悪くなり、 体の中での出血がひどく、輸血しても1日たてばまた輸血しなきゃならないぐらいでした。 緩和病棟に移るための診察をする前に 亡くなってしまった事も心残りです。 落ち着いた環境においてあげたかったです。 延命はしない、緩和に切り替えます、となって医療用麻薬を開始して2日で亡くなりました。 まだ38歳でしたので、よけいに癌の進むスピードは早かったのかなと思います(;_;) 障害を持っていて、なおかつ癌になるとゆうことは、言葉にできないくらい、本当に大変なことだと感じました。 いろんな事が健常者向けなので 兄はそこにのりきれません。 障害は兄自身だけではなく、 あそこにもここにもいろんな所に存在している、そう感じました。 それが本当に辛かったです。 胃カメラ、内視鏡などはできなかったので、結局、元はなんの癌だったのか、ハッキリした事は分かりません。 画像と血液検査から、たぶん胃からきた癌だろうとゆう事でした😢

  • @drtosh

    @drtosh

    3 жыл бұрын

    お話してくださり、本当にありがとうございます。 私のあくまで、経験上の憶測を今からお話します。 お兄さんは、1ヶ月前に、ご飯もしっかり食べれており、ご家族も変わったところを感じなかったようですので、おそらく、急速に進行するタイプのがんだったのではないかと思います。 お兄さんが飲んでいた薬によって、がんの発見が遅れたわけではないと思われます。 たまに、そのように急速にがんが悪くなるケースがあります。 そのように、急速に悪くなるがんは、我々医療者でも、何かをして差し上げることは難しいことが多いのです。 ご家族が気付けなくても、仕方のないことだと思います。 ただ、お兄さんのように、コミュニケーションを取ることが難しい方でも、痛みははっきりと表現してくれます。 ですので、おそらくですが、お兄さんの苦しみは最期の方だけだったのではないかと思います。 私は、障害を持って生まれてきた方は、周りの方達にとって、いろいろなことを教えてくれる、先生の役割があるのだと思います。 あなたのお兄さんも、周りの方々に、いろいろなことを教えてくれた、愛の存在だったのではないのでしょうか。

  • @user-bx4en9ou8k

    @user-bx4en9ou8k

    3 жыл бұрын

    @@drtosh 先生のお返事が温かく、とても嬉しくなりました。丁寧に言葉を紡いで下さって、本当にありがとうございました。 先生のおっしゃる通りで、私は亡くなった今も、兄からたくさんの事を学んでいます。 自分の人生により深み?厚み?が出たような気がするのは間違いなく兄がいたからです。 兄を亡くしたことで、 命には限りがあるとゆうこと、 『人は命を頂いているんだな、 だから生きていられて、 体を動かす事ができる、 話す事ができる、 感じる事ができる、 人と時間や想いや体験を分けあう事ができる、 それはとても尊いことで、 たくさんの奇跡が重なっているんだな』 と心の底から感じました。 その限りのある時間を、 私はどんな風に生きたいのか? 今まわりにいてくれる人達の命にも限りはある、ずっと続くものではない、 それならば、その人達とどんな人間関係を築いていきたいか? 人生を考える大きなきっかけになりました。 子供の頃、『なんで私がお兄ちゃんの世話をしなきゃいけないの?』とか 『お兄ちゃんなのに、全然お兄ちゃんじゃないじゃん!私の方がお姉ちゃんみたいじゃん!』『普通の兄弟がほしかった』って思ったこともありました。 ですがこの経験を通して分かった事があります。兄は言葉で語る事はないけれど、 身を持って、大切な事をずっとその背中で見せ続けてくれていた事に、初めて気づきました。 私が精神的に至らないから、兄の愛や大きさ、すごさに気づけなかっただけのことでした。 心から兄にはかなわないと思いました。 お兄ちゃんはずっとお兄ちゃんだったんだと思いました。 私は元々、小学生の頃から 生きるってなんだろうなぁ?とか 人は死んだらどこにいくんだろう?って 考えたりする子供でした。 ですが今回の兄の事があってから改めて、 人の一生や老いていく事、 病気を患いながらも生きるとゆう事や、 人生の役目を終えること、 に興味を持ち、介護の資格をとり、 これからその道に進もうとしています。 先生の経験から、もしかしたら急速癌だったのではないか?とゆう事や、 精神薬、睡眠薬で痛みはごまかせられない、兄が苦しかったのは最期の方と教えて下さって本当にありがとうございました。 その事を早速、母とも分かち合いました。 私達家族は、緩和ケアに繋がる直前に兄が亡くなってしまったので、家族ケアを受けられなかったので、 先生の動画や言葉がとても温かく、情報が本当にありがたかったです。

  • @ol6682

    @ol6682

    Жыл бұрын

    私の兄弟にも障害があるのでお気持ちとてもわかります。 小さな頃から病気ばかりでしたし、苦しみを訴えることすら出来ないというのはとても悲しくなります。。

  • @starleaf7453
    @starleaf74533 жыл бұрын

    考えさせられますね。緩和ケアとは、本人のためなのか、立ち会う側が辛いさを和らげるためなのか。 人の亡くなった後の事も、忙しくする事で悲しみを時とともに...と、いう考え方もありますもんね。

  • @drtosh

    @drtosh

    3 жыл бұрын

    コメントありがとうございます。 あなたのおっしゃるように、緩和ケアは、もちろん患者さんのためでもありますが、ご家族のため、さらには医療者のためにも存在します。全ての方々のつらさ、苦しみを和らげることが緩和ケアの使命だと思っています。

  • @user-oy5it1wm8c
    @user-oy5it1wm8c3 жыл бұрын

    生物、人動物全てに平等に死は訪れます 色々な苦しみから解放されるなら怖くない

  • @lijingwang8721
    @lijingwang87213 жыл бұрын

    ありがとうございました

  • @maruhana3700
    @maruhana37003 жыл бұрын

    先生のお話を聞いていると不安が和らぎます。ありがとうございます。 ただ、自分の地域にそんなホスピスがあるか心配です。 それと一つ質問があります、宜しかったらお答え下さると嬉しいです。 癌になって食事を自分の口からとれなくなる時期がきたら、ブドウ糖などの栄養を点滴で受けるようになると 思うのですが、自分は食べれなくなったら痛み緩和のお薬?点滴?以外は取らず、自然に逝きたいと考えています。 それで多少、延命が短くなってもです。 そんな方はいらっしゃいますか? またその場合、どのような過程をおくるのでしょうか?

  • @drtosh

    @drtosh

    3 жыл бұрын

    コメントありがとうございます。 www.hpcj.org/uses/pcumap.html ホスピスはこのリンクを参考に探してみて下さい。 また、在宅療養でも緩和ケアを受けることができます。 kzread.info/dash/bejne/nJxts5R6gsa6oNY.html この動画も参考にしてみて下さい。 がんになり食事を自分で食べられなくなった時期には、私は点滴を控えるか、むしろ中止します。 もちろん症状緩和はきちんとできます。あなたがおっしゃるように、疼痛緩和以外の点滴をなるべく少なくすることは、むしろ患者さんの苦痛を取ります。そして、そのことで寿命は短くなりません。 多くの場合、きちんと症状緩和ができていれば、安らかに旅立たれますので、安心して下さい。 詳しくは、4月の始めに「終末期の症状・点滴」という動画をUPする予定ですので参考にしてみて下さい。

  • @maruhana3700

    @maruhana3700

    3 жыл бұрын

    @@drtosh お忙しいのに、わざわざありがとうございました! 4月の動画をお待ちしています。

  • @mama.m529
    @mama.m5293 жыл бұрын

    先生 こんばんは。私は まだ ガンでは ありません。でも 50を過ぎましたし 両親を見送り子供たちも社会人になりました。もしもガンになった場合医療を受けずに人生を終わらせたいと思っていますが可能ですか? 私は、多分ガンになってしまった場合は、自分の人生を受け止めようと考えています。こうした私の考え方に 先生の動画は、来るかも知れない未来について 興味深く拝見させて頂いています。ありがとうございます。

  • @drtosh

    @drtosh

    3 жыл бұрын

    コメントありがとうございます。 あなたのご質問が、積極的抗がん治療を受けないという意味でしたら、そのような方は少なからずいらっしゃいます。治療をしたくないと思っている場合、しないという選択は当然あります。 ただ、違ったら申し訳ありませんが、あなたの文章を読ませていただくと「もう自分の人生の使命は終わった」と思っているのではないかと感じてしまいました。 私は、人は死ぬまで何らかの使命を持っている存在だと思っています。おせっかいかもしれませんが、あなたの次の使命がどこかあるのではないかと思います。

  • @mama.m529

    @mama.m529

    3 жыл бұрын

    @@drtosh 先生 親身になっていただきありがとうございます。🙇‍♀️ 母の最期を見届けました。ガンが判明してから1ヶ月でした。最期まで側にいましたが 食事を取りに行った10分後になくなりました。私がいたら逝けないと思ったのでしょうと 想っています。ガン治療もなくモルヒネ眠るように発覚後2週間でした。母が亡くなり8年になります。母に見守られているといつも、感謝しています。早く死にたいとは、思っていませんが 子供たち(36、34、20才)の、3人に感謝をしながら最期は、迎えたいと、、、漠然と思っていませんがいます。心と身体の健康を大事に生きています。身体が健康で亡くなった時 自分の人生を振り返り反省したり、しながら痛みを回避する相談をしながら?わがままに人生を終わらせたいと 思っています。私は 苦労も多々ありましたが今は、幸せです。裕福とかでは、ありませんが 心が幸せなんです。いつも笑えています。 多分 亡くなった両親や兄や、主人が待っててくれてると 正に 先生の動画を見る前から考えていました(笑) ですから、多分未来にあるかも知れない?病気になったら、わがままに、頑張りたいと?思っています。 先生の言葉 嬉しかったです💐ありがとうございます。 こんな時間になったのは、社会人の子供たちにお弁当を作っているからです。(笑)良く眠れているので心配しないでくださいね🌸先生も お身体に気をつけてくださいね🌸ありがとうございます。🙏🍀

  • @user-sc6di6uo6i
    @user-sc6di6uo6i3 жыл бұрын

    私の母は生活保護を受けていて肺がんのステージ4で 通院していた医大からホスピスの ある病院を紹介して頂いた病院で自分の意志で最後に痛みを和らげて眠る薬を お願いして2日後に旅立ちました。最後に眠って居る時に頼んでないのに お母さんお風呂好きだから今から お風呂入ってもらって良いですか?

  • @user-uh5ff3zz9x

    @user-uh5ff3zz9x

    Жыл бұрын

  • @user-lr7kf6ex3w
    @user-lr7kf6ex3w3 жыл бұрын

    白衣に聴診器、その中に白いシャツにネクタイ。 そして優しくニコニコしてくれる先生のこの姿を見るだけで、患者さんは癒されるんです。 どうか、先生、患者さんにニコニコ笑って優しく話しかけてあげてください。 私もそれを1番望みます。 私の父は、末期の胆管癌でたった2カ月の入院で亡くなりました。 今思えば、オシッコに行けなくなり、尿管を差し込んだ時点、肺の水を抜く処置をした時、肺の水など抜かずに→どうせ抜いても翌日また溜まり呼吸器困難になるから。 その時点で、鎮静剤で半眠りさせてあげれば良かった。 最後の最後まで苦しみ、下血し、輸血もし、無駄な治療をしたような気がします。 最後の最後まで治療するのではなく、ある時点で、治療はストップし、鎮静剤→緩和ケア に切り替えるべきだと強く強く思います。 ひと月短命になっても、もう退院出来ない事が決定でならば、絶対に鎮静剤です。 先生、私の父はものすごい苦しみ、深夜看護師を呼びました。 そして毎晩使っていた睡眠薬のような役割りの点滴が効かなかったため、さらにもう一つその点滴を足しました。 わずか1分後くらいに、父の鬼のように苦しんでいた顔が安らかになり、「薬が効いた、よかった!」と思ったら、呼吸が止まってしまいました。あっという間に亡くなってしまいました。 許される医療ミスの範囲なのかもしれませんが、安楽死のようでした。父は多分、苦しみが、点滴により「あぁ効いてきた、眠くなった……」と思いながら死ねたのだと思っています。 まさか死んでしまうとは思わなかった私は、最後に父にかけた言葉は 「パパ、今看護師さんが眠り薬足してくれたから苦しくなくなるよ。良かったね。明日は先生くるから苦しい事相談してみようね。」 でした。

  • @drtosh

    @drtosh

    3 жыл бұрын

    コメントありがとうございます。 胆管がんは、初期で見つけることはなかなか難しく、発見できても進行している場合が多いです。 あなたのお父さんのように、急速に病状が悪化するケースを私も何度も見てきました。 そんな場合は、ご本人も、ご家族も、病状の悪化についていけず、つらい思いをされることも多いです。 一方、胆管がんの場合、まれですが、抗がん剤がとてもよく効く場合もあります。 ですので、あなたのお話を聞いて、治療医も、治療の方針の決定に迷ったのかもしれないなと思いました。 そうは言っても、近くでお父さんの苦しむ姿を見ていたあなたは、とてもつらかったと思います。 あなたのように、つらくなっている遺族を多く見て、私も遺族ケアについても、さらに力を入れたいと思っています。 近々、遺族の方に向けた動画を作ろうと思いますので、よろしければ、またご覧になってください。

  • @user-lr7kf6ex3w

    @user-lr7kf6ex3w

    3 жыл бұрын

    @@drtosh 先生、お忙しい中お返事いただき本当にありがとうございました。 たまたま私も姉も独身。両親と同居。 そして私は高齢の両親のために、そろそろ体をフリーにしておかないとと思い、姉と相談し、身体の弱い私が仕事を辞める取り決めをし、介護離職していたのです。 その一年後、2019年3月に元気だった父が緊急入院。さて私の出番だ!と毎日毎日見舞い、最後2週間は補助ベッドで泊まり込みました。 その時、先生や看護師さんから、家族がひとりも来ない患者さんや、患者さんが亡くなって初めてくる家族の事を聞き、ご家族の皆様、お仕事があったり、親と遠く離れて暮らしていたりと、来たくても来れない家族の方が沢山いる事を知りました。 「完全看護」という近年聞き慣れた病院のシステムですが、実際には、看護師さんの人数も足りず、ナースコールを鳴らしてもなかなか来てはもらえません。 完全看護とは名ばかりだと感じました。 さらに、終末期には、患者さんは自らナースコールすら鳴らせません。本当に助けてほしい時、やはり誰か1人つきっきりの人がいないとだめだと思いました。 父も、最後の3週間は、起き上がる事も出来ず、寝返りも出来ず、私が何度もヨイショ!と手伝いました。頭はものすごいしっかりはっきりしているのに、オムツという恥ずかしい姿になり、オムツ替えのたびに看護師さんに「すみません、悪いですね、ありがとうございます。」と言っていた父。 認知症だったら、どんなに楽かと思った事でしょう。男として、ものすごく恥ずかしかったと思います。 結局、私のように、毎日毎日世話ができたお陰で、次→母の時にはこうしよう。など、様々な看護体験から、色々な知識が増え、すごくすごく勉強になりました。 「親を看る事の重要性」がすごくわかりました。日々、実習生のような気持ちでした。 先生とのやりとり、看護師さんの仕事内容、治療方針と意味。 父の癌の進行と様子、言葉、顔つきや会話など、本当に沢山沢山感じ取りながら過ごしました。 スマホで、写真や動画に父の姿を毎日撮影しました。 今は怖くて見れません。でも、その時は必死だったので、怖いなんて感じなかった……。 先生や看護師さんが24時間体制で側にいる事が本当に心強かったです。 緩和ケア、人生最終地点の幸不幸はこの一言につきますね。 母のその時がきたら、必ず、悩まずはっきりと、緩和ケアのスタートのタイミングを早め早めに私から先生にお願いするつもりです。 それが絶対に母の幸せだからです。 「一分一秒長く生きてほしい」なんて言葉は残酷の極みです。 少しでも早く鎮静剤で夢うつつの状態にさせてあげて、痛みや苦しみを少しでも早い時期に激減させてあげたい。 最後の最後までスプーンでアイスクリームを舐めさせてあげたい方に、そのアイスクリームは患者さんの苦しみを癒す事にはならない…と伝えたいです。

  • @user-be4fh1ks7i
    @user-be4fh1ks7i3 жыл бұрын

    以前の動画で死の前兆について視聴しましたが いざ自分に穏やかに死を迎えられるのか不安です。

  • @user-he1qp9vx9l
    @user-he1qp9vx9l2 жыл бұрын

    主人が末期の肝硬変で余命1,2ヶ月と言われました。このコロナ禍で付き添いは愚か会う事も出来ない とても、辛いです

  • @user-uj5zn1cy7z

    @user-uj5zn1cy7z

    2 жыл бұрын

    叔母が末期の肺癌で、余命2ヶ月の宣告を受けました。 コロナ禍で大変ですねぇ(涙)💧 病院にもよりますが、緩和ケアのある病院だと、15分くらいの面会が出来ますよ。 医大や、県立病院にお訪ねされてみては… 父の時は、老人ホームで看取りで苦しんで苦しんで亡くなりました。大腸癌でした。 叔母は、痛みもなく食欲モリモリで~本当に余命2ヶ月?ってくらい元気です。 緩和ケアは、私も自分がもし そうなった場合は 緩和ケアを選択します。

  • @user-qe6kv3hd3q
    @user-qe6kv3hd3q3 жыл бұрын

    Tosi先生、延命治療をしないと 医師に伝えたら、かならず、それと同時に緩和ケアがなされるのですか? 本当にあった話なんですが、施設に入っている利用者さんが 病気のため 苦しみ始めたそうです。職員は、病院へ運びました。 もしかしたら、救急車だったかもしれません。 で、病院に着き ご本人は、延命治療は希望していないです!と伝えるとなんと、それなら帰ってください!と断られたそうです。 ひどい話だと思います。 延命治療はしたくないけど、緩和ケアはしっかりしたい! 当たり前のように思うのですが…。 たとえ、救急車でいく流れになってしまっても 希望を聞いてあげれないのでしょうか?

  • @drtosh

    @drtosh

    3 жыл бұрын

    コメントありがとうございます。 延命治療をしなくても緩和ケアは行うべきだと私も思います。 ただ、やはり病院や施設によってはそのようなケースがあることも現実だと思います。 ですので、そのような場合に備えて、事前に準備や話し合いをしておくこともとても大事なのです。

  • @user-ky5kq1pl9c
    @user-ky5kq1pl9c Жыл бұрын

    父は自分が、胃ガンで 余命宣告も知らされず亡くなりました。 それで良かったのでしょうか。

  • @user-lv3sl2gb6x
    @user-lv3sl2gb6x2 жыл бұрын

    がん患者が死にいと言った時どうしてあげればいいですか.

  • @eri9427

    @eri9427

    Жыл бұрын

    そうなの?

  • @user-ix4ud7kq8z
    @user-ix4ud7kq8z Жыл бұрын

    いつも動画を観て緩和ケアについて勉強してます。 音声が聞き取りにくい動画がありますので注意してもらいたいです。 引き続きどうぞ宜しくお願いします。

  • @yukipan
    @yukipan2 жыл бұрын

    せん妄は、いけない事ですか?

  • @user-gp6lo8os6t
    @user-gp6lo8os6t Жыл бұрын

    ❤❤

Келесі