高知大空襲から79年 高知市で平和を願う式典【高知】 (24/07/04

400人以上が犠牲になった高知大空襲から4日で79年です。高知市で今年も犠牲者を追悼し平和を願う式典が開かれました。
高知市大原町で行われた平和祈念式には高知大空襲の経験者や犠牲者の遺族が参加しました。
1945年7月4日未明。高知市はアメリカ軍の爆撃機B29の空襲を受け市街地は火の海と化しました。
高知市から・93歳
「(当時の写真を見ながら)高知大丸がここ。ここが京町商店街、うちがここ。親戚とか亡くなった。日本も二度とそんなことはあってはならない」
祈念碑には空襲の犠牲者のうち名前が分かっている434人の名簿が納められています。
高知市で平和資料館「草の家」を運営する岡村 正弘さん(87)は小学2年の時に空襲で母親と2歳の妹を亡くしました。式典が始まった2005年から毎年、欠かさず参加しています。
平和資料館「草の家」岡村 正弘さん:
「死んだ者は生き返らんしね。小学校2年生の子供がどうやって成人したか、その過程は大変苦しいものがあった。そういうのを今の若い子どもに再び味わわせたくない」
参加者は火災から逃れるために多くの市民が飛び込んだ鏡川の水を祈念碑にかけ犠牲者を追悼していました。

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