質問事項
２災害時の対策について
質問要旨
(１) 災害時の避難所でのペットの受入れについて
ア　災害時におけるペットの同伴避難について
質問　本市では､市内全ての避難所においてペットの受け入れ場所を確保する､同行避難が可能です。ペットの同行避難では、ペットスペースは基本的には屋外になり､雨天時のために屋根のある場所などが利用されています。そのため飼い主とペットは､同室ではありません。災害時、ペットとの同伴避難ができないため､避難所に入るのをあきらめ､車中泊や壊れた自宅に残った飼い主が多いと見られています。ペット同伴避難とは、災害時において避難所でも人とペットが共に過ごせる避難方法のことです。ペットと一緒に避難した上で、被災者が避難所でペットを飼養管理するという状態を意味します。現在、自治体におけるペット同伴避難所も増えています。
本市においてもペットの受け入れの可能なペット同伴避難所を設ける必要があるのではないかと思いますが。そこでお伺いします。災害時の避難所でのペットの受入れ､災害時におけるペットの同伴避難について
回答　災害時の避難所でのペットの受入れにつきましては、小学校・中学校は､校舎昇降口､旧洗心小学校跡地は､屋内運動場下倉庫､富里北部コミュニティセンターは､屋外エントランススペース､中部ふれあいセンターは､屋外階段下スペースをペットの受入れ場所として指定し､同行避難について運用しているところでございます｡
災害時におけるペットの同伴避難につきましては､避難所は、多くの避難者と共同生活を送るため、ペットの鳴き声や動物アレルギーのある避難者に対する配慮など、様々な課題があることから、本市おいては、避難者とは別にペットの受け入場所を設ける「同行避難」としております。
要望　室内で飼養されているペットにとって､野外での真冬の寒さ､真夏の暑さがどれだけ過酷で辛く､生命の危機にさらされているか､飼い主が避難する時も一緒にいたいと言うお気持ちを充分理解していただきたいと思います｡
災害時に被災者が避難所においてペットを同伴して使用管理ができるペットとの同伴避難所の開設について検討していただきたいと思います