釜ヶ崎物語(1)労働の街
大阪の一角に、地図にない街がある。大阪市西成区にある「あいりん地区」、通称「釜ヶ崎」と呼ばれる場所だ。日雇い労働者の町と言われた釜ヶ崎は高度経済成長期から1990年代前半のバブル崩壊直後まで、仕事を求める労働者であふれかえった。彼らの存在なくして、日本の高度経済成長とインフラ建設は実現しなかっただろう。
だが、大勢の労働者で賑わった釜ヶ崎も、公共事業の減少と高齢化の加速で様変わりしている。街ですれ違うのは年老いた元労働者ばかり。地域の男性比率が80%、60歳以上の男性高齢者が41%、生活保護受給世帯が40%と、高齢の貧困男性ばかりが集まる、世界でも類を見ないいびつな街になっている。
静かに老いていく釜ヶ崎──。そこで暮らす人々と大都市における超高齢化社会の日常、そして彼らを支える重層的に張り巡らされるセーフティネットの存在をひもとく。第1話は、高齢の労働者がこの街でどのように暮らしているか、その現実を見ていこう。
※書籍は以下をご確認ください
『Super Aged Community 釜ヶ崎物語』
www.amazon.co.jp/dp/B0BCF4K46Z
Пікірлер: 8
ほんと、特別清掃の方達のおかげで、あいりん地区も綺麗になりましたよね❗
働くことで社会とのつながりを保ち自分に対するリスペクトも生まれる、見習いたい
日本のバブル後の縮図 大変によくできたドキュメンタリですね。
マモルである
心より ご冥福を御祈り申し上げます😭
行政の世話にはならん なんて考え最近の若い人には考えもつかんわな
この近郊に民宿ゲストハウスの格安宿泊施設があったのこの地域に泊まりました。綺麗な宿泊施設ゲストハウスでした。一泊2000円です。 コロナ以前ですが、外国人の観光客も多く、違った風景がありました。自動販売機の飲物が50円、不愛想な店員さんですが弁当が300円と格安で驚きました。モダンなゲストハウスがあったので行っただけですが、動物園・通天閣・銀世界が近く、格安ドンキもあるのでお土産も安くって。。コロナ後はどうでしょうか? 近くに高級ホテルが建ってるようで、少しは違った街になるかと思いましたが、このドキュメンタリーでは。。。?? 宿泊中は、夜中にパトカーの音や酔っ払いに声が聴きましたね。 底辺の世界ですが、どうにか頑張って欲しい地域の方々ですよね。