★ Highlights
00:18 Asamizu Bridge across the Hida River
00:46 Prefectural Road 88 intersection (overlapping section from here)
03:08 Prefectural Road 88 intersection (overlapping section up to here)
14:57 Thumbnail image scene
25:47 Kuraiyama Pass
28:18 Boundary between Gero City and Takayama City
28:48 Kuguno Disaster Prevention Dam
35:35 Michi-no-Eki (Roadside Station) Montdeus Hida-Kuraiyama
43:15 JR Takayama Main Line
★Route Map
www.google.com/maps/d/u/1/edi...
★Data
Date : 2023-07-17
Camera : GoPro HERO 8 Black
3840 × 2160（4K） 60fps
★Related channel
999 Travel
/ @999travel9
999 Transport
/ @shalis1999
高山市と下呂市は、岐阜県飛騨地方の二大都市ですが、その境には深い山と険しい峡谷があるため両市間を越える道路は多くありません。
今回は、両市間をまたぐ県道路線の一つ、宮萩原線を終点方の南から北に向けて走ってみました。
道中には2つの峠、位山峠と苅安峠があります。この峠道は、古くは飛騨国府に向かう官道の東山道支線として敷設され、明治中期までは位山街道としてよく利用されてきました。飛騨の匠達が奈良や京の都へ赴く際に通った道でもあったことから「匠の道」とも呼ばれています。
位山峠の標高は1090m。この近辺の車道峠の中では最も標高が高く、急カーブと急勾配で高度を稼いでいきます。峠を越えると比較的穏やかな地形となり、途中久々野防災ダムを眺めながら直線主体の道路を駆け下りていきます。なお、両市の境は峠の稜線ではなく、少し北に下ったダム付近となっています。
無数河（むすご）地籍で再び登りに転じて緩やかな丘の上に到達します。ここが苅安峠で標高は900m。一帯は観光リゾート地として開発され、峠付近には道の駅があります。意外なことに太平洋側と日本海側を分ける中央分水界がここを走っています。
位山峠の南側は狭隘路が残されているものの、その他の区間は改良された快走路となっていますが、交通量はそれほど多くはありません。飛騨川沿いを走る国道41号の開通により、この歴史的な街道は主要幹線道路の表舞台からは降りることとなりました。