ドイツ語のRの発音に似たものが日本語にもある説

どうもこんにちは、エノです。
今回ドイツ語のRを日本語の音に例えて解説します。
前回より軽い解説にしようと心がけましたが、いかがでしょうか。編集のソフトも変えてみました。
ご感想やリクエストなどあれば、教えていただければ幸いです。
参考になれたら嬉しいです。
Linktreeはこちらです!
linktr.ee/ennocb
よろしくお願いします。
【補足】
ちなみに音の名前気になる方いらっしゃいましたらこちらです。
ふるえる奥のR[ʀ]が
「有声口蓋垂ふるえ音」で
優しい奥のR[ʁ]が
「有声口蓋垂摩擦音」で
日本語の弱化した「が」の頭子音[ɣ]は
「有声軟口蓋摩擦音」というのです。
[ʁ]と[ɣ]はお隣さんなので、仲がいいのです。
興味があったら調べてみてください!
または、Rは他にもあるが、舞台発音(Bühnenaussprache)で挙げられる主な三つのものに言及するものになっています。

Пікірлер: 49

  • @ts_ts-ts
    @ts_ts-ts9 ай бұрын

    この動画の説明ではまずいと思います。日本語で「鼻濁音」と呼ばれている[ŋ]を考慮に入れて、鼻濁音ではない「ガ」と言わないと、特に東日本の人から誤解を招きます。実際、コメント欄に鼻濁音と誤解しているかたもいらしていますよね。 日本語の「ガ」が語中で[ɣa]となるのは、関東の一部や、愛知、中国地方、九州などです。近畿以東の大部分の地域では、語中は軟口蓋鼻音化して[ŋa]になります。 この[ŋa]のせいで、日本語学者で東京都立大学教授のダニエル・ロング氏は、日本語を学び始めたころに、「長野」を「nanano」、「時間がかかる」を「jikan na kakaru」と間違って聞き取っていたそうです(「外国人の耳で聞いた日本語」『日本音響学会誌』55-1、p.60、1999年)。 [ŋa]と発音する地域の人の中には、[ŋa]と[ɣa]を混用する人も見受けられはします。テレビを通して、様々な地方の出身者から成る東京の芸能人などの[ɣa]の発音が普及したためかもしれません。むかし、東日本の人の中には、1980年にデビューした九州・福岡出身の歌手・松田聖子さんの歌のガ行音の発音に違和感を感じた人も少なからずいたようですが、今は東日本の人でもそこまで違和感を感じなくなっているはずで、[ɣa]の発音が出来る人も多いとは思います。とはいっても、日本語の語中の「ガ」は、必ずしも[ɣa]でないことに変わりはありません。 2023年10月10日(火)

  • @meki_mind

    @meki_mind

    Ай бұрын

    >> 語中は軟口蓋鼻音化して[ŋa]になります。 おっしゃる通り、基本は語中でこの変化が起こります。しかし今回例としてあげられた「小学校」という言葉に関していえば、「小」と「学校」に分解できるという意識が働くことによって、「が」は軟口蓋鼻音化しないと聞いたことがあります。 たしかなソースは提示できませんが、何か参考になることがあれば幸いです。

  • @ts_ts-ts

    @ts_ts-ts

    Ай бұрын

    @@meki_mind ご返信ありがとうございます。ですが、「高等学校」などと間違われていますね。複合語として「がっこう」の「が」が鼻濁音化しないのは「高等学校」や「専門学校」などで、「小学校」の「が」は鼻濁音です。 例えば、KZread以外のリンクを貼るとコメントが無効化されるのでリンクは貼れませんが、"鼻濁音の位置づけと現況"と検索すれば出て来る、下記PDF 論文の61ページをご覧ください。 塩田 雄大 ・ 東 美奈子 (2017)「鼻濁音の位置づけと現況-「もも組 (ぐみ) 」と「ももグミ」-」 『放送研究と調査』67(4) NHK出版 2024年6月19日(水)

  • @yukit7606
    @yukit76066 ай бұрын

    ありがたいです❤

  • @user-wh8ic6rr4e
    @user-wh8ic6rr4e2 жыл бұрын

    Rathausの発音方法、感動しました笑 とってもためになる動画をありがとうございます!!

  • @Ennocb

    @Ennocb

    Жыл бұрын

    ありがとうございます!

  • @user-pv4hk4cz7e
    @user-pv4hk4cz7e Жыл бұрын

    すごい!オリジナルな検証ですね。使えそうです。

  • @Ennocb

    @Ennocb

    Жыл бұрын

    全然ポンコツで恥ずかしい限りです…少しでも参考になると嬉しいです。

  • @yam9706
    @yam9706 Жыл бұрын

    ドイツ人の女性でベラという名前の友達を最初ベガという名前だと思ってたのが腑に落ちた

  • @user-ig5gm5xo3t
    @user-ig5gm5xo3t Жыл бұрын

    濁音でなく、鼻濁音「が」に近いということですね。参考します

  • @はっぷ

    @はっぷ

    4 ай бұрын

    鼻濁音[ŋ]じゃなくて、鼻濁音を失った若い世代に現れやすい摩擦の[ɣ]ですよん

  • @YYYOKOOO
    @YYYOKOOO2 жыл бұрын

    すごい!これめっちゃ画期的ですね。 うちフランス語とドイツ語勉強してたことがあるんですが、フランス語とドイツ語のRは結構似てると思ってました。 当時習ってたドイツ人の先生にも(ほとんど?)同じと聞いたんですが、エノさんはどう思いますか?

  • @Ennocb

    @Ennocb

    Жыл бұрын

    ご視聴ありがとうございます!フランス語のRとドイツ語の標準的なRは似てますよー!ただし、フランス語のRはふるえ音が多いのに対してドイツ語は摩擦音が多いですね(ふるえ音は強調するときだけ使う)。要は、フランス語のRのほうがうがい感がある傾向にあって、ドイツ語のRは一定の音を保つイメージですかね。わかりにくくてすみません!

  • @thloniousmonk
    @thloniousmonk5 ай бұрын

    非常に興味深い内容でした。「が」ではなく鼻濁音「か゜」ですね、たぶん。合唱なんかで習います。

  • @はっぷ

    @はっぷ

    4 ай бұрын

    鼻濁音じゃないですよ〜 鼻濁音の音声記号は[ŋ]で、この動画では紹介されていません(歌唱やアナウンサーの喋りに現れる)。 [ɣ]は鼻濁音を失った若い世代の喋りに現れやすいですね(私がそれ)。

  • @namaemikado5066
    @namaemikado50662 жыл бұрын

    ペルーと日本のハーフで今、ドイツ人と仲良くしてて、この動画にたどり着きましたがめちゃくちゃ面白いです!!!

  • @Ennocb

    @Ennocb

    Жыл бұрын

    大変おもしろい繋がり方ですね!!ありがとうございます!!

  • @anthem1982
    @anthem198211 ай бұрын

    フランス語のRはハに近く、ドイツ語のはガに近いって思ってた。parisはパフリ、reichはグライクヒみたいなサウンド。

  • @nothyfishy9928
    @nothyfishy99283 жыл бұрын

    日本語って区別しないだけで結構音多いいですよね

  • @Ennocb

    @Ennocb

    3 жыл бұрын

    そうですね!「ん」とか特にやばいですよね そういった発見こそ音声学の醍醐味!!

  • @nothyfishy9928

    @nothyfishy9928

    3 жыл бұрын

    @@Ennocb わかります

  • @user-mm3ky9mh1e
    @user-mm3ky9mh1e2 жыл бұрын

    口蓋垂摩擦音デスネ

  • @Ennocb

    @Ennocb

    Жыл бұрын

    そうなんです!たまにあとに来る前舌母音につられて軟口蓋摩擦音になることがありますので、そのときだけ日本語の一致してますね!

  • @user-zk7jd6ed5e
    @user-zk7jd6ed5e Жыл бұрын

    これ見る前韻波句徒練習してたからか巻舌Rしか出来ない Sheiße!

  • @user-mimimizoreee27572
    @user-mimimizoreee2757221 сағат бұрын

    生姜湯生姜湯生姜湯生姜湯生姜湯…😴

  • @joschka55
    @joschka552 жыл бұрын

    この動画、超面白かったです。ドイツ語勉強している人全員に教えてあげたい。

  • @Ennocb

    @Ennocb

    Жыл бұрын

    ありがとうございます!嬉しいです!

  • @user-cc2ui3tl9w
    @user-cc2ui3tl9w Жыл бұрын

    これすごい発見ですね!!自分でやってみて、ほんとだー😲と思いました。面白いですね。 ところでエノさんはドイツ人とペルーの方のハーフということなんですが、なんでそんなに日本語堪能なんでしょうか?

  • @seikobegert2608
    @seikobegert26087 ай бұрын

    私は一生ドイツ語Rとウムラウトは言えないのではと諦めていました。 が!わかりやすいとまではいかずともエノさんのいいたい事は分かりました。 何故なら自己流ですでにRの発音をがぎぐげごにしていたからです。 それは、何故?のWarum です 英語だとWhy ですね ドイツに住んで1、2年経ったくらいの頃 ネイティブのWarum が輪ゴムに聞こえ、それから試しに輪ゴム?って聞いたら通じたんでその後は輪ゴム発音にしています。gucken も、くっくんに聞こえます。 ドイツに住みもうすぐ7年、ドイツ語の発音は難しいです。いつウムラウトが話せる時がくるやら。ドイツ人の元同僚にいわせれば30年はかかるよと言われ、 幼少期5歳が限界らしい、口の形ができるまで。ドイツ人夫にü ö を言っても違う違う、もう一度ハイ あっできたじゃん!って言われても、違いがわからないのが現状です 口をOにしてエって言ったらÖ 口をUにしてエって言ったらÜって聞いたら違うなぁって言われちゃいました😅

  • @akihellotwtrtarotttt188
    @akihellotwtrtarotttt1882 жыл бұрын

    その「が」は、僕は「鼻濁音」の例として認識してました。 「弱化している」というとらえかたもあるのですね。

  • @ryuumatsuo169

    @ryuumatsuo169

    2 жыл бұрын

    「鼻濁音」はその名の通り鼻音化した「が」[ŋä]なので、別の現象ですよ。

  • @Ennocb

    @Ennocb

    Жыл бұрын

    その現象もありますよ~!

  • @nsk4934
    @nsk49343 жыл бұрын

    こんにちは、ドイツ語を今頑張って勉強しています! 私は日本人ですが、14歳から(今40歳)英語圏(US&UK)に住んでるので英語からドイツ語を勉強していたのですが、 この動画を見て良かったです。Rの発音は難しいけど、これは分かりやすいです。 できればアルファベットの発音 (with mouth/tongue position images & example words) comparing to English お願いします。

  • @Ennocb

    @Ennocb

    Жыл бұрын

    ご視聴ありがとうございます。それいいですね!参考にさせていただきます!

  • @apollongaming791
    @apollongaming791 Жыл бұрын

    rの発音に苦戦していましたがとても参考になりました! なぜこんなに参考になる動画がたくさん再生されないのか不思議なくらいですね、応援してますね!ありがとうございます!

  • @sarudaruma
    @sarudaruma3 жыл бұрын

    大学生時代に第2外国語でrichtigの発音勉強したけど皆そんなに苦労しなかった覚えがあります。 関係ないけどドイツ人の女性の先生が「アジャス・クラー?」と何度も言ってて。何だろうと調べたら「Alles klar」で、「Alles」がなんで「アジャス」に聞こえるんだろうと不思議に思いました。

  • @Ennocb

    @Ennocb

    3 жыл бұрын

    そうなんですね!! おもしろいですね。なんでしょうね。 「ジャ」は[d͡ʑ]あるいは[ʑ]と表記しますよね。 [ʑ] 有声歯茎硬口蓋摩擦音 [l] 有声歯茎側面接近音(僕の場合は舌端音) 調音部位(歯茎+硬口蓋vs歯茎)がめっちゃ離れてるわけではないんですが、調音方法(摩擦音vs側面接近音)が違うんですよね。ただ日本語の母音後の[ʑ]が早口だと接近音化(より母音っぽく?)して[ʑ̞]になることもあるかと思うので、そういう意味では調音方法的にも[l]により近い発音になりますが、やはりずれてますよね。 だからまあ簡単にいうとですね、母音後の「ジャ」が子音弱化(接近音化)すると[l]に似てなくもないってことですね。 それでも驚きですね、「ジャ」と聞き取るのは。非常におもしろいです! 余談ですが、以前、日本語母語話者に[l]で終わる独単語を聞かせてみたら高確率で「イ」だというふうに認識していました。

  • @ryuumatsuo169

    @ryuumatsuo169

    2 жыл бұрын

    非常に面白いですね。スペイン語には ll (エジャ)/eʎa/というアルファベットがあって、l を拗音で発音する(リャリュリョ)イメージなんですけど、スペイン語は動画で言われている子音弱化の傾向が非常に強いので、ジャジュジョに聞こえます。アンデスの家畜リャマ🦙もスペイン語では「ジャマ」に近いです。ひょっとしたらスペイン語の ll の子音弱化と似た現象かもしれないなと思います。

  • @user-sq9me5qd9u
    @user-sq9me5qd9u3 жыл бұрын

    Das Video ist sehr interessant!!! 約3年ドイツ語を勉強していますが、未だにr,öに苦戦してます。私もドイツ語を学び始めて1年経ったくらいの頃、rの発音を一時諦めて日本語の「がぎぐげご」で発音してました。日本語のわかるドイツ人曰く、やはり日本人がドイツ語を話すときにrを「らりるれろ」で発音するこが多いが、理解ができない。でも「がぎぐげご」だとかろうじて理解できると言われたのを思い出しました。

  • @Ennocb

    @Ennocb

    Жыл бұрын

    「がぎぐげご」だとわかりやすいかなと思いました!南部(オーストリアやスイスでも)ではら行に近い発音が一般的だったりしますけど、やはり標準語と認識されるのはが行に近いものなんですよね!öは長母音のe(「え」と「い」の間のもの)をマスターすると挑戦しやすいかもしれないですね。ドイツ語の長母音のeの舌の位置のままで唇の丸めるかんじです(文字じゃ伝えにくい)。がんばってください!!

  • @nagisayoshioka6940
    @nagisayoshioka6940 Жыл бұрын

    先日だいじろーさんとのコラボ動画を見て、エノさんにもっと教わりたい!とおもっていたところ、チャンネルを見つけて大興奮です!!!この動画もとても、とても役立ちました😂全ドイツ語学習日本人の味方ですね❤

  • @user-ji3vp2us3i
    @user-ji3vp2us3i Жыл бұрын

    これはすごい!大学の第二外国語でドイツ語を取ったのですがR発音が難しーと思ってたら、これは画期的すぎる。一気に発音の難易度が低くなった気がします!見てる間目からうろこでした!

  • @out3886
    @out388610 ай бұрын

    日本でドイツ語を教わる時、「喉の奥を震わせる」という感覚が本当に分かりませんでしたw ドイツのニュース番組を聞いていると巻き舌の方が強めに聞こえました。 オフィシャルな場面だと巻き舌を使うのかな?という印象です。ありがとうございました。

  • @siukonoha2897
    @siukonoha28979 ай бұрын

    よかった、ドイツ語のRを「ガ」の弱いバージョンだと思って発音してた自分は間違ってなかった!😂 あとドイツ語のWと英語のVの音は同じだったかな、、!?

  • @bartbabbe
    @bartbabbe3 жыл бұрын

    Du musst mir mal verraten, wie du so einen guten Akzent (イントネーション) entwickelt hast. Ich selbst kann nicht gut sprechen, aber höre/gucke viel auf Japanisch und zwischen Japanern und den meisten nicht-Muttersprachlern hört man einen großen Unterschied, aber bei dir ist das kaum hörbar. Ich war echt beeindruckt, auch weil du die Tonhöhen so glasklar aussprichst, also nichts "versteckst". Wie hast du dir das beigebracht?

  • @Ennocb

    @Ennocb

    3 жыл бұрын

    Hi! Ich hab mich damit erst recht spät befasst, aber größtenteils handelt es sich um reine Imitation. Ich hab mir auf Forvo gerne Aufnahmen angehört, wenn ich ein neues Wort gelernt habe. Ansonsten einfach durch Interaktion und dreistem Copypasten von (gesagten) Phrasen, die mir über den Weg liefen. Ich kann mich an ein Missverständnis erinnern, wo ich einen Teller (sara 低高) haben wollte, aber nach Sarah (Sara 高低) fragte. Sowas bleibt im Gedächtnis. Und danke fürs Zuschauen!

  • @bartbabbe

    @bartbabbe

    3 жыл бұрын

    @@Ennocb Mega cool! Es gibt Bücher darüber und ich hab so eins, ist aber relativ anstrengend zu lesen (NHK Accent dictionary). Was man aber relativ leicht machen kann, ist das Nachgucken der Akzente von einzelnen Wörtern und drauf achten, ob man diese Akzente hören kann. Ist aber natürlich natürlich nicht das wichtigste.

  • @Ennocb

    @Ennocb

    3 жыл бұрын

    Ja, das ist, glaub ich, auch in die diversen elektrischen Englisch/Deutsch-Wörterbücher in Japan integriert worden. Hab da mal ne Zeit lang drin rumgestöbert. Das ist auch ne Methode, aber man hört das auch so irgendwann alles raus. Kommt natürlich auch immer drauf an, wo man grade is. Als ich damals in Tokio studiert hab, kamen viele der Studenten mitunter vom Land und manche haben daher auch komplett anders gesprochen. Tolle Sache jedenfalls!

  • @user-pr6ho1wu5m
    @user-pr6ho1wu5m8 ай бұрын

    面白い?

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