今年度150周年を迎えた埼玉大学は、埼玉県最大のビジネスマッチングイベント「彩の国ビジネスアリーナ2024」に、産学官連携の成果を出展しました。
出展のテーマは、理工学研究科 教授 綿貫先生と株式会社ソーケンメディカル、株式会社朝日ラバーとの共同研究の成果から生まれた「認知力トレーニング支援ツール」です。
スポーツのトレーニングにおいては、技術練習や体力向上のためのトレーニングが中心で、「認知」「理解」「判断」に対する訓練はあまり行われていません。展示した試作品は、「認知」「理解」「判断」に関わる能力を高めるトレーニング支援ツールで、IoTやAI技術を基軸としたサイバーフィジカルシステムとなっています。一言でいえば、スポーツ脳を作り上げるトレーニングをサポートするものです。
今回は試作品を身につけて、簡単なゲームができる環境をブース内に作り、ビジターの方々に体験していただきました。
■研究代表者
埼玉大学 大学院理工学研究科　
人間支援・生産科学部門
教授 綿貫 啓一
■技術指導・共同研究等の問合先
coic-sangaku@ml.saitama-u.ac.jp