【伯家神道】白川神祇伯家第22代雅寿王より伝わる究極の禊祓秘事を公開する鬼倉足日公『天津微手振 天津息吹(あまつみてぶり あまついぶき)』/武田崇元

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★八幡書店の商品ページ『天津微手振 天津息吹』
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【伯家神道の禊祓奥伝を公開!神祇伯家 禊祓秘伝】
天津微手振 天津息吹(あまつみてぶり あまついぶき)
世に神祇伯家伝と称されるものは多いが、そのほとんどは信を置くに足らぬものばかりである。
伯家神道にはマヤ暦の世界終末と同じ予言が伝えられているなどというのは論外の妄説であるし、天皇が本当の天皇になるためには伯家から「祝の神事」を受けなければならないという風流な説は皇位継承危機に便乗して流布された都市伝説の類といってよかろう。
そういうなかで唯一、真正なる伯家伝として注目されるのが、神祇伯雅寿王直伝第三世・鬼倉足日公が伝える天津微手振と天津息吹伝である。
これは天津息吹によって霊気を吸い、「ト、ホ、カミ、ヱミ、タメ」の五音(八言)を唱え、振魂(天津微手振)によって霊動を起こし、身体に蓄積せる邪気を祓うことをその根幹とし、丹田―肺―第三の眼(上丹田)へと神気を循環させる霊的呼吸法である。
仮にいわゆる「祝の神事」なるものに一片の真実が秘められているとすれば、かつて天皇は即位に際して神聖なる祭祀王としてこの天津微手振と天津息吹伝を厳修せねばならなかったということであろう。
その伯家伝の詳細を伝えるのが、巻子『神籬奉斎行事 天津微手振 天津息吹』(昭和17年・皇道斎修会刊)および『禊祓と皇道原理』(昭和18年・同)の2冊であり、本書はその合冊復刻版である。内容的には前者に手を加え公刊物として上梓したのが後者という関係になる。
巻子『神籬奉斎行事 天津微手振天津息吹』は、足日公の直筆を極少部数印刷した非売品であり、その存在そのものも知られず、おそらくどこにも現存しないと思われるが、たまたま鬼倉足日公が出口王仁三郎に献上したと思われる一本が、晩年に王仁三郎が住居とした熊野館(出口和明家)に伝えられていた。それは忘れさられるままになっていたが、2010年の熊野館の焼失の際に搬出された王仁三郎の作品類に混じっていたのを、最近になって弊社社主が発見するところとなった。
考えてみれば不思議な話である。熊野館より搬出されたそれらは、ごく最近まで某所に封印されていたのであるが、このコロナ禍の渦中に状況が一変し、体内の奥に伏在せる罪、穢れ、毒素を狩りだして外に吐き出すこの伯家行法の極意を記した巻子が、とつぜん弊社社主の眼に触れる運びとなったのも奇霊な因縁という以外にない。おそらく鬼倉足日公はこれを世に伝えることを強く望まれたものというべく、冊子本の『禊祓と皇道原理』と合わせて復刻刊行する運びとなった次第である。
鬼倉足日公は福岡県の出身、本名を重次郎という。鬼倉は明治32年頃、対馬の阿比留で神代文字を調査中に国学者の辛島並樹の知遇を得て白川伯家の秘伝を授けられた。
白川家は花山天皇から出た家柄で平安末期より代々神祇伯を世襲し宮中祭祀に深く関わったが、第三十代雅寿王は伯家神道の断絶を予見し、その秘伝を子には伝えず門弟であった福岡の国学者青柳種信に伝え、青柳はこれを門下の辛島並樹に伝えたという経緯があり、かくて鬼倉足日公は神祇伯雅寿王直伝第三世を称し、伯家神道の民間普及のために皇道斎修会を立ち上げ、戦後はこれを「すめら教」と改称したのである。
仮に伯家の秘事が嫡流にのみ伝えられておれば、それは明治の国家神道によって弊履のごとく捨てられたにちがいない。それを嫡流には伝えず民間に密かに伝えた雅寿王の英断は、伯家行法はひとり堂上が独占すべきものに非ず、民のために活かすべきものであるという信念に基づくものであったともいえよう。

Пікірлер: 6

  • @user-gu4ox4vb8i
    @user-gu4ox4vb8i2 жыл бұрын

    天之御中主神については中国文化の付会としてみんな逃げますが 神道解釈の最重要神として正面から神学の中心に位置づけたのは 川面凡児と鬼倉足日公しか知りません とくに鬼倉先生の「生命の甕」では神をモメンタムと西洋哲学の知見で再解釈し 神道神学のグローバル化への意欲に新しい可能性を感じました

  • @user-fo6xp5oh9k
    @user-fo6xp5oh9k8 ай бұрын

    心そのものの神様には、権威、形式はむしろ要らないと思っておりますので、真実を語られておられると思います。 私は一般の祝詞でお会いした事もあるので、特にそう思います。

  • @user-gn4mw4ge2z
    @user-gn4mw4ge2z2 жыл бұрын

    購入しました。静岡の門脇先生お伝えの本ですね。神籬奉斎式 天津息吹 天津御手振 鎮魂式は東京で小松先生(西宮式)から習ってます。この本と全く同じでした。最近伯家神道を自称する方が多くて大変ですね。

  • @watashi893
    @watashi8932 жыл бұрын

    本が届きました。ありがとうございました。本の内容は西宮相伝の小松先生と皇教の門脇先生とほぼ同じで昔の方法が確実に遺されていると感服です。小松先生の高弟には國學院と皇學館出身の正規神職が何人かいて掌典の出入りもありここが正系でしょうか。宮中祭祀名乗りながら漢文読めず祝詞作文もできない人が多いので、この著書はよい判断基準になります。

  • @watashi893
    @watashi8932 жыл бұрын

    調べたら近江神宮の中村新子系に七沢研究所や伯家神道禊教がありますね。いずれも初伝から解釈相伝一種から八種にわけて故実を踏まずに許状出してっぽい。天津息吹の簡略版を息吹長世として教えてるみたいです。鬼倉氏と小松氏の行法は双方とも共通してますね。両方訪ねたので間違いないです。

  • @user-bw5sg1xt9q
    @user-bw5sg1xt9q2 ай бұрын

    八幡神社ど 天津白家伝との関係、何ですか? 天津だから天孫の事に成りますよね? 宇宙人が降りた話し? 何処の星の神が降りた話し? 恵比寿様と関係、有りますか?

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