【4K】戦没者の神霊を祀る九段の社:東京都・靖国神社 (Yasukuni Shrine | Dedicated to the deities of Japan’s war dead)

▼チャプターリスト(目次)
0:00 オープニング
0:22 社号碑、一之鳥居周辺
1:16 慰霊の泉周辺
1:42 大村益次郎銅像周辺
1:59 二之鳥居周辺、手水舎
2:31 神門周辺
3:25 能楽堂周辺
3:57 斎館周辺
4:36 遊就館周辺
5:40 神池庭園周辺
6:00 招魂斎庭
6:22 拝殿周辺
7:41 靖国神社梅林
8:06 南門周辺
どうも、管理人のヒロリンです。
今回は日本人であれば知らない人はいないだろう有名な神社、靖国神社(やすくにじんじゃ)を紹介します。
靖国神社の御祭神は、国家のために一命を捧げられた「英霊」。英霊には軍人だけでなく、軍属、文官、民間のほか、幕末の志士たちも含まれ、様々な歴史の人々が等しく祀られています。
旧幕府軍の歩兵屯所跡だった九段坂上に、「東京招魂社」の創建が決まったのは明治2年6月。外苑に建てられた仮の本殿に、戊辰戦争に殉じた3588柱が鎮祭されて、靖国神社の歴史が始まります。
その後、本格的に社殿の建築が始まり、明治5年に名工・伊藤平左衛門(いとうへいざえもん)と清水組の手によって豪壮な現在の本殿が竣工します。新政府によって国家の急速な近代化が進むなか、明治12年に東京招魂社は「靖国神社」に改称。
以降、同社には台湾征討、西南戦争など国家に殉じた戦没者が合祀されていき、日露戦争以降、戦没者の神霊は「英霊」と呼ばれるようになりました。
明治後半から昭和にかけて、日本は対外戦争の時代に突入します。戦没者の神霊を祀る同社の重要性は高まり、社殿の他に、鳥居、神門、燈籠などの諸施設が次々に奉納・造営され発展していくことになります。
しかし、第二次世界大戦が終わり、GHQ(連合国軍最高司令官総本部)が進駐すると、靖国神社は英霊合祀を禁止され、大きな危機を迎えました。
さらに建築物を全て処分する計画まで持ち上がりましたが、これはブルーノ・ビッテル神父らの反対によって中止されます。この時、ビッテル神父は「いかなる国家も、その国家のために殉じた戦士に対して、敬意を払う権利と義務があるといえる」と主張。ビッテル神父の言葉の通り、国難に殉じた人々を慰霊する場は世界各国に存在していることから、英霊への崇敬の場所としての靖国神社はGHQの占領下でも保たれ、現在まで受け継がれています。
境内にはそうした崇敬を示す数々の施設があり、参拝の際に一つ一つの来歴を振り返れば、鎮魂の気持ちがより深まっていくことでしょう。
そんな靖国神社の施設の中でも特筆すべき施設は遊就館と呼ばれる展示館。館名は中国の古典『荀子』(じゅんし)の勧学篇の一節「君子居必択郷、遊必就士」(君子は居るに必ず郷を択び(えらび)、遊ぶに必ず士に就く)から採られました。
展示されているのは、明治維新前後の新政府軍ゆかりの品や、日清・日露戦争、大東亜戦争における帝国陸海軍の兵器、武器や遺族から奉納された遺品、遺書など。古代、近世の刀剣などもあります。武の心と戦争の歴史を物語る展示品の数々は22の展示室に時代別に陳列されており、個人差はありますが、拝観には1~2時間を要するほどです。
展示品の中には特攻兵器である「桜花」や、人間魚雷「回天」などがあり、展示品の一つ一つが戦争の悲惨さを現代の我々に突き付けてきます。
国家のために一命を捧げた英霊の事跡から、平和の大切さに気付かされる靖国神社。同社は今日もたくさんの参拝者と共に年月を重ねていくことでしょう。
Yasukuni Shrine is a Shinto shrine located in Chiyoda, Tokyo.
It was founded by Emperor Meiji in June 1869 and commemorates those who died in service of Japan from the Boshin War of 1868-1869 through the First Indochina War of 1946-1954.
The shrine's purpose has been expanded over the years to include those who died in the wars involving Japan spanning from the entire Meiji and Taishō periods, and the lesser part of the Shōwa period.
The shrine lists the names, origins, birthdates, and places of death of 2,466,532 men, women and children, including various pet animals.
The site for the Yasukuni Shrine, originally named Tōkyō Shōkonsha, was chosen by order of the Meiji Emperor. The shrine was established in 1869, in the wake of the Boshin War, in order to honor the souls of those who died fighting for the Emperor. It initially served as the "apex" of a network of similar shrines throughout Japan that had originally been established for the souls of various feudal lords' retainers, and which continued to entomb local individuals who died in the Emperor's service. Following the 1877 Satsuma Rebellion, the Emperor had 6,959 souls of war dead entombed at Tōkyō Shōkonsha. In 1879, the shrine was renamed Yasukuni Shrine. The name Yasukuni literally means "Pacifying the Nation" and was chosen by the Meiji Emperor.
By the 1930s, the military government sought centralized state control over memorialization of the war dead, giving Yasukuni a more central role.
Entombment at Yasukuni signified meaning and nobility to those who died for their country. During the final days of the war, it was common for soldiers sent on kamikaze suicide missions to say that they would "meet again at Yasukuni" following their death.
After World War II, the US-led Occupation Authorities (known as GHQ) planned to burn down the Yasukuni Shrine and build a dog race course in its place. However, Father Bruno Bitter of the Roman Curia and Father Patrick Byrne of Maryknoll insisted to GHQ that honoring their war dead is the right and duty of citizens everywhere, and GHQ decided not to destroy the Yasukuni shrine.
Today, many people visit Yasukuni Shrine regardless of their religion, beliefs. That is because the shrine is a public place to show respect for those who have died to protect their country.

Пікірлер: 25

  • @YY-nq5eb
    @YY-nq5eb9 ай бұрын

    桜の開花にあわせて…🌸とってもキレイです。 桜の季節は人も多かったと思いますがお疲れ様でした!😊

  • @hirorinn_shinto-shrine

    @hirorinn_shinto-shrine

    9 ай бұрын

    コメントありがとうございます(*'ω'*) 東京に住んでいますし、開門は6時と決まっていますので、桜が咲いているときは6時に靖国神社に行って30分ほど撮影して会社に行って・・・というのを3回ぐらいやりました(ぇ 靖国神社の桜は東京を代表する桜の名所と知られていますので、平日でも激混みです(;'∀') 多分、開門直後じゃないと落ち着いてみれないかもしれませんね。

  • @user-lb7oz3hs2q
    @user-lb7oz3hs2q9 ай бұрын

    靖国神社⛩️一度はお参りに行きたいです😊

  • @hirorinn_shinto-shrine

    @hirorinn_shinto-shrine

    9 ай бұрын

    コメントありがとうございます。 上京する前までは、靖国神社はものすごく怖い印象がありましたが(もめ事が多い印象もあって)、実際に行ってみると素晴らしい神社です。 機会がありましたら是非!

  • @koharu-TripEats
    @koharu-TripEats9 ай бұрын

    こんな大きな神社に誰もいない瞬間が…😳 しかも桜が満開の季節🌸かなり苦労されて撮影されたのでは? 実は参拝した事がない神社なので、参拝した気分になりました。 実際に伺うよりもじっくり観られたと思います。ありがとうございます💕

  • @hirorinn_shinto-shrine

    @hirorinn_shinto-shrine

    9 ай бұрын

    コメントありがとうございます。 靖国神社は神門の開門時間が6時と決まっていますので、神門以降は開門直後であれば誰もいない瞬間は撮影できます(*'ω'*) おっしゃる通り、靖国神社はものすごい人気の神社ですので、誰もいない瞬間を撮影出来るのは開門直後のタイミングのみです。撮影チャンスは一日一回のみですので、滅茶苦茶緊張しました(笑)

  • @user-ym1yr1jk5u
    @user-ym1yr1jk5u9 ай бұрын

    靖国神社の境内はいつ行っても美しい。 参拝のついでに境内を散策するのも楽しいので、行くとつい長居してしまいます。 ついでに社殿の左側の目立たない場所にひっそりと佇んでいる2つの境内社…鎮霊社と元宮にも興味あるので参拝したいんですが、いつ行ってもそこは立ち入り禁止になってるので参拝出来ないのはもどかしいです。

  • @hirorinn_shinto-shrine

    @hirorinn_shinto-shrine

    9 ай бұрын

    コメントありがとうございます(*'ω'*) 鎮霊社と元宮については靖国神社の崇敬奉賛会になって、しばらく靖国神社に奉仕すると入れるようになるという情報を聞いたことがあります。 知り合いの方がその方法で本殿前含めて参拝したことがあるようなので。 今もやっているかどうかは不明ですが、ご参考までに。

  • @akira2798
    @akira27989 ай бұрын

    かなり早朝からの撮影ご苦労様でした😊 四季の移り変わりで見方が大分変化して心に刺さりました👍👏👏👏👏👏🤣

  • @hirorinn_shinto-shrine

    @hirorinn_shinto-shrine

    9 ай бұрын

    コメントありがとうございます。 靖国神社は秋の銀杏、春の桜と明確な四季の光景があるので一年を通して素晴らしい光景がみれる神社という位置づけです。 特に春の桜は東京を代表する花見スポットだけあって、圧巻の一言です。 機会があれば是非見てみて下さい(*'ω'*)

  • @yuuki5229
    @yuuki52299 ай бұрын

    亡き母がすぐ近くの病院に長期入院していました。桜咲く時期に病院の窓越しから見える場所まで車椅子で連れて行き、早く良くなり退院して参拝に行こうね、、素晴らしい動画ありがとうございます。涙が出ました。感謝です。

  • @hirorinn_shinto-shrine

    @hirorinn_shinto-shrine

    9 ай бұрын

    コメントありがとうございます。 そんなエピソードがあったとは・・・実は僕も今年の6月下旬に母を亡くしました。来年のGWに母が行きたがっていた五島列島に一緒に行こうと約束していましたが、その約束が叶うことはありませんでした。 身近な存在だからこそ、いつでも行けると思っていて、でもその当たり前の幸せというのは永遠ではないと気づかされる瞬間です。 僕のこの動画が亡きお母さんとの思い出の懸け橋になれたのだとしたら感無量です。

  • @yuuki5229

    @yuuki5229

    9 ай бұрын

    お母様のご逝去心からお悔やみ申し上げます。こんなに素晴らしい動画を沢山公開されている方のお母様も素敵なお母様だったでしょうね。亡くなっても私達の心にいつも見守ってくれていますよね。ご丁寧に本当にありがとうございます。

  • @hikarug-1
    @hikarug-19 ай бұрын

    無人の靖国神社良く撮れましたね〜 朝一でも常に人がいると思いましたが、、、 回転しながらのブレのなさ 見事です いつかは追いつきます😅😅❤

  • @hirorinn_shinto-shrine

    @hirorinn_shinto-shrine

    9 ай бұрын

    コメントありがとうございます。 靖国神社は神門の開門時間が毎日6時と決まっています。開門以降は開門直後であれば無人の様子を撮影することが出来ますが、撮影チャンスはこの一回キリですので滅茶苦茶緊張したのを覚えています(;'∀')

  • @user-me5oo1dt7b

    @user-me5oo1dt7b

    3 ай бұрын

    私たち中華裏切り者は日本軍が大好きです陸軍の保護と一緒に軍人になりました

  • @kazuojisan
    @kazuojisan9 ай бұрын

    素晴らしいです、美しいです、ゆったりと観られてとても心が落ち着く作品です✨👍鳥居の中に高層ビル、珍しい光景もありましたね‼️ あと、神社ワンカット紀行さんの作品の好きなところは人が写り込んでいないことです! どのカットも繋ぎ方も素晴らしいですね😊こんな素敵な作品、私も作れるようになりたいです😊

  • @hirorinn_shinto-shrine

    @hirorinn_shinto-shrine

    9 ай бұрын

    コメントありがとうございます。 靖国神社は九段の都会の中に鎮座する神社ですので、周りを見渡すと高層ビルばかりです。昔と今とで景色はガラリと変わっていると思います (*'ω'*) 同社は四季折々の光景がエリアごとに明確に異なっていて、それがまたいい味を出しているんですよね。特に桜の時期は、東京の開花を宣言する「標準木」があるなど、東京を代表する花見スポットとなり、大勢の人が訪れます。ここの桜は非常に良いですので機会があれば是非!

  • @user-iu6zk4pb7l
    @user-iu6zk4pb7l9 ай бұрын

    靖国神社は2回目ですよね?改めて閲覧すると、こんなに色々あったんだと思います。過去に参拝した時は、基準木が数輪開き始めた寒い雨の日だったので、そそくさと帰ってしまいました。今度じっくり参拝したいです。銀杏の時期も良さそうですね。

  • @hirorinn_shinto-shrine

    @hirorinn_shinto-shrine

    9 ай бұрын

    コメントありがとうございます。 靖国神社は3年ほど前に一度アップしましたが、撮影機材やカメラワークの貧弱さもあって個人的には満足のいく出来にはなっていませんでした。 今回はこれまでの技術の蓄積をもとに再度撮影したものを編集したものです。厳しめに採点すると100点満点で60点ぐらいの出来かな?と思っています。 やっぱり桜が散っている様子を撮らないと靖国神社らしさが出ないなと思っているのですがこれを撮影できるのは奇跡のような瞬間を撮らないといけないので取り合えず現時点の動画素材を集めるとどんな出来になるんだろう?と思って作ったのが今回の動画になります(*'ω'*)

  • @user-me5oo1dt7b
    @user-me5oo1dt7b3 ай бұрын

    神風特攻で国に咲いた桜万歳が爆撃恨みを込めて軍艦に衝突し爆発し体が灰色になった大和の男私たち中華裏切り者は日本軍が大好きです陸軍の保護と一緒に軍人になりました

  • @hidekotanaka3656
    @hidekotanaka365618 күн бұрын

    日本なら靖国神社です。

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