2024年6月14日、381系やくも定期運行最終日を迎える前日、一足早くお別れ乗車をしてきました。
岡山行きの381系の定期運行はこの14日のやくも30号が最後となっており、全席満席となり、立ち席特急券も発売されるほどとなっていました。
この日は米子駅からこのやくも30号に乗車する予定でしたが、周知のとおり落石の影響で大幅な遅れが発生しており、緑やくものラストランに悠長に乗っているとその日のうちに岡山へ帰れなくなってしまうため、泣く泣く生山駅で緑やくもを下車し、このゆったりやくもへ乗車しました。
お盆休みやそれ以外でもゆったりやくも色の381系は運転されるようですが、定期で運転されるのはこの日が最後で、お別れ放送まであったため、非常に名残惜しい気持ちにさせられました。
0:00 この「見知らぬ国から」のチャイムがまた旅情を誘います。
　　いよいよ岡山への最後の旅が始まります。
0:35 生山駅へ381系がやってきます。
　　なかなかの轟音を鳴らしながらの入線です。
1:33 生山駅を後にし、一路岡山へ駆けていきます。
2:12 見知らぬ国から　short ver.
　　皆記録のためカメラをスピーカーへ近づけています。
2:55 新見駅発車
　　完全に夜間帯に突入したため、暗くてあまり映すことができませんが、多くの人に見守られながら発車していきます。
　　横断幕を持った方もいらっしゃり、愛されていたのがよくわかります。
5:46 木野山駅にて、国鉄色やくもとの行き違いです。
　　暗くてはっきりとは分かりませんが、このようなすれ違いはもう見られないでしょう。
6:17 倉敷駅発車
　　とうとう岡山まで残すところ10分となりました.
8:00 見知らぬ国から Full ver.
　　最終列車らしい乗り換え案内が始まります。
　　さすが中四国でも最大級の駅だけあり、乗り換え先が非常に多く、案内だけで３分ちかく時間がかかります。
11:50 ゆったりやくもの御礼放送が流れます。
　　録画している最中も、編集中も、この文章作成中も涙が出てきそうになりました。
　　2007年にイメージ刷新のため色が統一され、それから15年あまり他の色で運転されることはありませんでしたが、わざわざ沿線活性化のために他の色を復刻してくれたことは非常にうれしく思います。
13:00 夢と希望を乗せて走り続けてくれた、のフレーズは感動しますね。
13:55 あと３分で終点の岡山に到着です。長かった旅もいよいよ終わります。
16:45 岡山駅到着です。反対のホームには湘南色が止まっており、令和とは思えない光景でした、最高のサプライズでしたね。
17:07 岡山駅から引き上げ線へと回送されていきます。
17:41 岡山駅発車。
　　この付近のモーター音や 17:47 付近のガコン！という音が昔の列車らしさを際立たせますね。名残惜しさでいっぱいです。
　　ラストランの、皆がカメラを構えて去り行く列車を送るシーンは他では見ることができず、心に響くものがあるなと感じさせます。
　　一部の○○な人がホームで騒いでいましたが、これもまた醍醐味ですね。
ありがとうゆったりやくも！