2023年11月3日ネパール西部・ジャジャルコット・ルクム群地震被災地へ。学校復興活動を行いました。
私自身2016年よりネパールで孤児院の運営をしてきました。2015年4月25日ネパールで起きた地震により家族を失った子も施設にいます。政府や世界中からの支援により今を生きることができた子どもたち。しかし、地震以降学校の復興がせず教育を受ける機会を失った子がいます。
子どもと関わる活動をしてきたからこそ、自分にできることを模索しました。氷点下まで気温も落ちる時期。カトマンズから車で2日間かけて移動。
265名の子が通う学校に対して、ユニフォーム、文房具、リュック、運動道具、仮説テントによる教室。また学校で友達と笑えるように。また学び未来に希望を抱けるように。
僕が訪れたのは12月12日。災害から1ヶ月以上経った。僕が訪れた村には1ヶ月間支援者は誰も来なかった。家族を失った子。友達を失った子。家を失った子。村のみんなで乗り越えようと前を向いて生きていた。
夜はテントで子どもたちと一緒に寝た。とても寒かった。
冷えるからって寝るギリギリまで、起きたらもう火おこしをしてくれていた。日本から来てくれてありがとうと歌う彼らの笑顔が今も目を閉じると浮かび上がってくる。
支援者数148名
支援金額808,000円
265名の児童が通う学校の復興
竹中俊
/ takenakashun